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夢≠職業<586/1000>

【ラジオ体操887日目】
【ニコチンレス生活608日目】

こんばんは。
全ての人が夢を持つ世界は素敵なことだと思い続けてきたくせに、夢というものを正しく認識できていなかったということに衝撃を受けたコマリストです。


将来の夢は何ですか?


ちょうど2年前ほど前に、大学生・高校生・中学生を相手に、この質問に答えて頂いた。


その答えの中に、大学生の女の子が言ったこんな言葉がある。


女子大生
『夢って程じゃないけど、公務員になれたらいいなと思ってる~』


あなたは、こんな答えが返ってきたらどう感じますか?


当時の私は、心の中で『公務員って、職業ですらないじゃん』と思っていました。
#警察官とか
#役所の職員とか


だけど、この捉え方そのものが大きく間違っていたということに気づいてしまいました。


子ども
『将来はプロ野球選手になる!』


例えば、微笑ましい子供さんの夢の例として、こんなものがあります。


諦めなければ夢はかなうと信じて、この夢を大人になるまで持ち続けたとして、プロ野球チームに入団し、3軍のベンチが固定席になったとしたら。


これは夢が叶ったといえるか?
#言えないよね


恐らくですが、最低でも日本のプロ野球チームのどこかに入団して、1軍で活躍できるような状態でなければ夢が叶ったと思えない人が多い。


これ、何が言いたいかというと、『職業は夢ではない』ということです。


特定の職業を通じて、自分自身がどうなりたいのか?
特定の職業を通じて、自分自身がどうありたいのか?


これこそが、夢と呼ばれるものの正体だと思う。


つまり、プロ野球選手になって、メジャーリーグで活躍して、年俸〇億ドルを稼ぎ、キレイな女優さんと幸せな家庭を築き、誰からも羨ましいと言われるような人生を歩みたい。


みたいに、『状態レベル』まで落とし込んだものが夢
#夢は手段


もしも、プロ野球選手になれなかったとしても、あくまで最終的に叶えたい状態を実現するための手段でしかないので、別の手段(例えば、芸能人になるとか、医師になるとか)で、状態を実現できれば、夢は叶ったといえるわけです。
#状態ゴール
#実現している


夢を職業そのもので捉えているうちは、次から次へと違う職業を夢見るだけでなにも前進しない状態になったりする。


あくまで、職業そのものは手段でしかない


状態として夢を明確化できていれば、夢が途中で敗れるということは人生の終わりまでありえないということになる。
#死ぬまで
#夢追い人


夢を持つ人が増えることを願い、その手助けがしたいと言いながら、夢の正体を見誤っていたあたりは、私らしいと反省しかありません。


あらためて、『その職業を通じて、あなたはどうなりたいのか?』というところまで夢を掘り下げて考えられる人を増やしたいなと感じています。


あなたの夢は何ですか?


あらためて、考えてみて下さい。

じゃ、またね~!

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