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病み上がりの研修<537/1000>

【ラジオ体操838日目】
【ニコチンレス生活559日目】

こんにちは。
1年近くサポートさせて頂いている企業の経営者からどんな手法を使っているのかと質問されたけれど、何の手法も使っていないので回答に困ったコマリストです。


今日は『徹底的に信じるという手法』というテーマで書いていきたいと思います。


本当に長い期間に亘って、休稿期間としてプライベートな内容をあげてしまいました。


それでも読んでくれている方がいることに感謝しかありません。


また、リアルで知っている方は、最近の記事を読んでDMを頂いたりもしました。


かまってちゃんみたいな行為は好きじゃない私ですが、しんどい時に頂ける連絡は嬉しかったりするわけで。


気遣って頂き、応援すると背中を押してくれた皆さんにこの場を使ってお礼をお伝えしたい。


本当にありがとうございますm(_ _)m
こんなしょーもない記事読んでないで仕事して下さい笑


今日は、手法にこだわり続けてきた私が、こだわりを捨てた結果起きたことについてのお話です。


大事なのはやり方じゃないんだと口で言われてもね〜。

魔法の手法

体調不良

昨日は、月に1回訪問させて頂いている取引先でグループ会社3社それぞれに向けた研修を実施しました。


グループ会社とはいえ、取り扱っている商品も市場も全く違うので、3社同時に研修を実施することは出来ません。


いつも、1社あたり90分で3社が順番に受講してくれるというスタイルでサービスを提供しています。


ということで、延長がなくても最低4時間30分はぶっ通しで研修を行うことになります。


ご存知の通り、今の私はお豆腐以下のメンタルで、睡眠時間は毎日2時間程度、食事は調子の良い日を除いて1日1食サラダのみという状態。


とても4時間以上の研修を行うエネルギーを持ち合わせていません。


案の定、2社目の研修の途中で酷いめまいと吐き気に襲われて、ぼーっとしながらも、何とかチョコレートを口に入れて研修を続行。


何とか最後まで座ることなく(倒れることなく)研修をやりきることが出来ました笑


ちゃんと話が出来ていただろうか?


正直、頂いている費用に見合うものが提供できているのか不安を感じていました。


そんな私の不安を払拭してくれたのは、このグループのトップである経営者Kさんの一言でした。


Kさん
『コマリストさん、本日もお疲れ様でした。ところで、コマリストさんが使っている手法のベースはコーチングですか?』


研修が終了し、建物から出たところで私に声をかけてくれたKさん。


コマ
「手法と言うほどのものではありませんが、ベースはコーチングかもしれないです。どうしてですか?」


Kさん
『私自身もそうですし、過去に依頼したコンサルタントも、⚫⚫をしなさい!とティーチングしてきたので、社員が成長しなかったんです。コマリストさんの研修では社員が自ら考えて発言して動くので、すごいなと思ってまして。』


コマ
「ありがとうございます。私がスゴイのではなく、社員の皆さんがすごいだけですよ!」


口ではこう返しつつも、絶対に顔はニヤニヤしていただろうなと思います。


ま、魔法のような手法なんて無いんですけどね。

手法の正体

教えて下さい

さて、私がどんな魔法を使ったのか?ということが気になる人もいるかもしれないので、私自身が何をしたのかということについて説明しておきます。


私がしたことはいたってシンプルで、『質問』です。


事前に宿題として作成を依頼したものをホワイトボードに書いて頂き、あとは社員の方が作成したものについてひたすら質問していくだけ。


私は現場のことを知らないので、現場の人にしか分からないことをどんどん聞いていく。


この時に注意しているのは、『恐らく・・』とか『たぶん・・』『・・はず』という曖昧な表現が出た時に、数字で表せているかを確認すること。
#話を途中で遮らない
#最後まで聞く


こうして、数字化できているものと出来ていないものをはっきりとさせた上で、改善点がどこにあるのかを探っていくだけ。


実際に改善する方法についても、私から提案したりはしません。


社員の方から出てきた数字や事実に基づいて、どうやったらこの数字を増やすことができると思うか、具体的なものを出してもらう。


この時、業界の常識になっているけれど、実は内部にいる人による思い込みであって、客観的に常識を疑うことができないかという視点をもって話を聞いていきます。


コマ
『先ほど、○○は出来ないとおっしゃいましたが、どうしてできないんでしょう?』


社員A
「昔から業界の中で不可侵協定のようなものがあって・・」


コマ
『なるほど!確かに色んな業界あるあるですよね!その不可侵協定って、本当に、今なお生きていますか?』


社員A
「確認したことは無いですね。」


コマ
『そうなんですね。もし仮に、その協定が思い込みだと分かったら、どんな手を打つことができそうですか?』


社員A
「それなら、・・・・・という方法が可能だと思います。」


コマ
『では、不可侵協定の有無について並行して調べつつ、スモールスタートしてみませんか?』


社員A
「分かりました!是非やらせて下さい。」


コマ
『進めていくにあたっては、どんな数字を指標として置きますか?』


といった感じで、一歩ずつ丁寧に階段を登っていくだけ。


何一つかっこいい手法みたいなものを使用していないのが分かると思います。


やっているのは、誰でもできる質問だけ。


ただ、目の前の相手なら絶対にできると信じて、私自身が分からないとか曖昧だと感じる部分の形を明確にしていく。


誰にでもできることだと思いますので、是非実践してみて下さい。

じゃ、またね~!

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