現実主義も良いけれど<701/1000>
【ニコチンレス生活723日目】
【ボイストレーニング106日目】
こんばんは。
現実主義者の存在はリスクを最小限に抑えるためには必要だけど、挑戦している時には足枷になることの方が多いと思っているコマリストです。
ウチのような中小企業が、あんなに大きな会社と取引するなんて無理。
大きな企業と取引できるような体制が整っていないから、体制を整えるのが先。
そんな風に考えている方って、結構多いように感じます。
せっかく素晴らしいサービスを手掛けていたり、価値の高い商品を開発したにも関わらず、勝手に自社を低く見積ってしまうのは本当にもったいないことだと思いませんか。
私が農場の運営を任せて頂いている会社さんにも、そんな空気が当たり前のように流れているのを感じます。
大きな会社さんとの取引は、社内の人員が育っていないから難しいとか、人手が足りなくなる可能性があるから受けられないなど。
そんなのって、受けてみなきゃわかんなくない?
というより、私がこれまで関与してきた会社さんでは、背伸びした案件を獲得し死にそうになりながらも、最後はきっちりやりきる。
これを繰り返すことで自信をつけて、その規模の案件を当たり前のように受けられるようになるというのをたくさん見てきました。
もちろん、対応しきれなくなって、信用を失った結果、次の案件をもらえなくなったということもゼロでは無い。
けどさ、そんなのビジネスなんだから当たり前じゃない?
そもそも既存取引先のうち売上の大半を作っているのは、いわゆる「大手企業」であることが多い。
それなのに、体制が整っていないなどの理由で販路の拡大を求めないのは、既存の取引先に失礼な気がします。
で、そんなつまらない考えを持たない私は、農場に興味を持って見学に来て頂ける企業さんに、オーナー会社さんの本業で貢献出来る方法を模索して普通に提案を行います。
せっかくなので、見学に来られた企業さんに、会社として抱えている問題をヒアリングし、課題設定を行う。
#これが私の
#得意分野なのです
その上で、設定した課題をクリアにするためにアライアンスを組まないかと提案する。
この時、課題設定が明確であればあるほど、断る理由がないという状況が生まれるため、商談は次のステージへ進みやすい。
#こちらの手札で
#解決可能な過大設定
こうやって、道を切り拓き、案件進行の中で信用を積み重ねていく。
#最初からは
#さすがに難しい
ちなみに、このやり方がハマると、どんな大きな企業が相手でも新規の取引に繋げてもらえる可能性が出てくる。
#あの超大手さんとか
#社員数は100倍
この手順で新規の取引を作っていく中では、毎回、会社の未来の話が中心になりやすい。
そして、未来の話をする時には往々にして大きな風呂敷を広げることになる。これは以外と普通のことです。
#未来の話だから
#スコープが大きい
だけど、当事者として話し合いに参加していない社員さんからすると、もしも本当に取引が成立したら、仕事が回らなくなるかもしれないという考えを持っている。
#変化への抵抗
#不安
結果、「あまり風呂敷を広げずに、丁寧に行きましょう」という少し消極的な発言をしてしまう。
#良かれと思って
けどさ、
ゼロイチや、事業拡大には大きな風呂敷を広げることも必要なことが多いじゃん。
それをしなきゃ、拡大するものも拡大しないじゃん。
ということで、長々と書いてしまいましたが、現実主義者は確実に組織に必要な存在ではあるけれど、挑戦や成長の段階では足枷になっちゃうことってあるよね〜というお話でした。
じゃ、またね〜!