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叩きのめせ?

【ラジオ体操68日目】

こんばんは。
対立する意見を言われた時に、ぐうの音も出ないほどに叩きのめすことが大好きだった冷酷人間コマリストです。


今日は『相手の言葉から学ぶ』をテーマに書いていきたいと思います。


新しい企画を社内で提案する時や、プレゼンテーションなど、自信を持って意見を述べたあとに、反論を受けることってありますよね。


そんな時、相手から言われたことをすんなり受け入れるという人もいれば、相手の考えを変えられるまで徹底的に戦うという人もいると思います。


実際、どう対応するのが良いのか。迷ってしまうことはありませんか?

反論を受けた時の姿勢

そもそも色んな視点から意見を出し合うことで考えを深めることに価値があるはずなので、戦うのも受け入れるのもどちらも正解です。


という前提をした上で、皆さん御察しのとおり、コマリストは徹底的に戦って、相手が何も言えなくなるまで潰してしまう冷酷な人間でした。


無理やりにでも意見を通すので、誰もチャレンジしたことが無い新しい価値を生むことも多いのです。
#ゼロイチは反論が多い


ただ、言ったからには何が起きてもやりきらなきゃいけないという強烈なストレスと戦う必要がありました。


さらに言えば、意見をしようものなら叩き潰されるといった経験をしてしまうので、私と一緒に仕事をしたいと思ってくれる仲間もほとんどいませんでした。
#友達も少ない
#そりゃそうだよね


そんな私が少しだけ大人になった今、反論を受けた時には、こんな姿勢や考え方を持てると良いなと思うものがあります。

それは、、、

コマリストの過ち

そもそも、相手はなぜ反論をするのか?会社員時代の私にはこの視点が欠落していました。


自分の考えていることは絶対的に正しいと思い込んでいたので、これを否定するなんて、理解力の無い人間だなくらいに思っていたのです。
#自信過剰
#何様のつもりだ


でもね、どうやら反論をしてくる人というのは、私のことを陥れたいとか潰してやりたいとかいう考えで反論をしているわけじゃないなということに、少し前に気づいたんです。


企画をより良くすることができないか?私の考え方が、漏れなく全体をケアできているのか?という視点を持って、建設的な意味合いで”反論”という手法を使っていただけ。


つまり、否定ではなく肯定的な意味を持って、もっと言うなら”愛情を持って”反論をしていてくれたということです。


そんな愛情を、論理的に一蹴して聞き入れようとしなかった私。。
今だから言えます。本当にごめんなさい!ありがとう!大好きです!!


サービス業の方からこんなことを聞いたことがあります。


『クレームとは、お店への愛情だ』

クレームを入れてくれるお客様は、”また来たい”と思うからこそ意見を言ってくれる。もう来ないと思った方は、何も言わずに去っていくだけだ。


自分に対して反論をしてくれる人というのは、まさにこんな感じなんだと思います。企画をより良くしたいから、相手の成長を信じているから、厳しい表現を使って気づきを与えようとしてくれている。


当時の私に話しかけられるのであれば言ってあげたいです。
「お前こそバカだよ」と。

相手の反論から得られるもの

これは、特に企画なんかの提案時において重要な考え方になると思います。


相手から、否定的な言葉と共に質問や反論が飛んで来た時、どう考え、どう対応したらいいのか。


まず、その場では相手の質問に丁寧に回答することを心掛けます。もちろん、その場で回答できないような質問が飛んでくることもあると思いますので、その時は『貴重なご意見ありがとうございます。参考にさせて頂きます』と丁寧に逃げましょう。


その上で、提案が終わった後に、『変な質問しやがって』と昔の私のように考えるのはもったいないのでやめてほしいんです。


そもそも、企画を提案する目的は、
こちらの意図を相手に”伝える”ことではないんです。


正しくは、
こちらの意図が相手に正しく”伝わる”ことなんです。


そう考えた時に、相手からの指摘の内容をあらためて振り返ってほしい。あなたの提案を聞いた第三者が”どう受け取ったのか”というヒントを見つけることができるはずです。


相手をねじ伏せて、社内の承諾を得たところで、きっとその企画はうまくいかない。


なぜなら、”こちらが伝えたいメッセージ”と”相手が受け取るメッセージ”の間にズレがあるから。


特に初めて話した相手からの意見や質問は、”そういう風に受け取る人がいる”ということに気づけるチャンスです。


そう考えてみると、相手からの反論、意見、質問ってものすごくありがたいものだということに気づくことができると思います。

まとめ

今日は『相手の言葉から学ぶ』というテーマで、誰かから自分に対して反論や意見、質問が来た時にどのように捉えて、どう対応するのが良いのかということについて書いてきました。


あくまでも、現時点の私が個人的に感じている結論なので、あと3年も経過したら、この考えも変わっているかもしれません。


ただ、少なくとも数年前までの私の姿勢や考え方というのは、人との間に軋轢を生じさせるだけでなく、自分ひとりが考えうる価値の限界を超えることができません。


せっかく、話を聞いてくれる同僚や上司といった仲間がいるのであれば、彼らの力を最大限に活用させてもらって、一人では到達できない高みにたどり着けた方が、自分も会社もハッピーだと思います。


誰も、あなたのことを陥れようとして反論なんてしていません。これだけは、絶対的な真実です。否定された時には、相手も相当のエネルギーを持って否定的な言葉を使っているということを知っておいて下さい。
#嫌われる覚悟をもって
#言う方がしんどい


ケンカは愛情の裏返しという言葉がありますが、反論も愛情の裏返しだと思います。そう考えると、なんだか嬉しくなりませんか?

じゃ、またね!

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