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あなたのことが・・・

【ラジオ体操39日目】

こんにちは。
何かに没頭すると、周りが見えなくなるほどに集中して、徹底的に情報を集める癖があるので、いろんな分野で”オタク化”しているコマリストです。


今日は『情報を引き出す』をテーマに書いていきたいと思います。


最近はnoteを含めて、まだ何者でもない個人が、様々な”情報発信”をすることができる環境が整ってきています。


これと同じく、というより発信よりも先んじて”情報収集”ができる媒体はたくさんあって、「ggrks」(ググレカス)というネットスラングが浸透するほどです。


といっても、この言葉も、すでに古いと言われていて、最近の情報収集はTwitterが中心になっていますが。。


これだけ大量の情報が溢れている中では、何が正しい情報なのかを判断するのが難しくて、一つの言葉や現象を情報源によって、真逆の意味で捉えたりすることもあるから怖いです。


こんな”今”を生きている私たちには、”情報の真偽を見極める能力”が必要なのは言うまでもありませんが、それに加えて「正しい情報を仕入れる能力」が必要になると思っています。

情報の信憑性

情報の正しさを判断する方法はあるのか?


これは、この情報社会に生きている私たちにとって、重要なテーマだと思います。


基本的に、私はネットニュースを信用していません。もっと言うと、テレビのニュースも新聞の記事も、あまり信用していません。
#人間不信ではありません


なぜ信用していないかというと、「事実」と「解釈」という視点で考えた時に、ニュースや新聞に出てくるものは、ほぼ全てが”解釈”だからです。


誰の解釈かというと、新聞であれば記者や編集長の解釈で、ニュースであれば番組プロデューサーの解釈ですね。


もちろん、事実をありのままに報じているものも少なからず存在していることは理解していて、天災が起きた時に緊急で報じられる現地のライブ映像なんかは紛れもない事実だと思います。


これに、解釈を加えたものが”ドキュメンタリー番組”みたいなもので、適切ではない部分をカットしたり編集したりしているのだから、もはやそれは事実ではないと思います。


誤解無きように補足しておくと、解釈を加えた情報が悪いとは思っていません。事実に基づいて、視聴者が理解しやすいように、伝えたいメッセージが伝わるように編集しているわけなので、いい”作品”だとは思っています。


では、「正しい情報」はどこにあるのか?


これは、当たり前のことですが、”現場”にしかないです。ちなみにこれが「人」に関する情報となれば、”本人から直接”聞いたものとなります。この現場や本人から直接仕入れた情報を「1次情報」なんて呼んだりします。


信憑性が一番高い情報は、1次情報であって、何かしらの媒体を経由した瞬間に2次情報になるので、信憑性はグッと下がるということです。

情報を引き出す力

1次情報がのみが、信憑性の高い情報であるということが分かったところで、「情報を引き出す力」について考えてみます。


この情報を引き出す力とは、”引き出す”と書いている通り、先ほどの例のように現場に行くだけでわかる情報ではなくて、目の前にいる”本人から直接”情報を引き出すために必要な力のことです。


これは、結論から書きます。
情報を引き出す力とは、
『相手にどれだけ興味を持っているかを伝えることができる力』


普段、誰かと話していて、”この人になら話してもいいかも”と思ったことありませんか?


この時、何が”話してもいいかも”の要因になっているかを考えてみると、「相手に対する信頼」だと思うんです。


自分のことをよく知ってくれている誰かであったり、自分のことを理解してくれている誰かであったり、人によって違うとは思いますが、共通するのは相手に対する信頼が強いということ。


そして、この信頼は”長い付き合い”がなくとも作ることはできます。本当に上手な人は初対面でこの信頼を勝ち取ってしまうこともよくある話です。


この人、誰とでもすぐに仲良くなるな~という人って、周りに一人くらいいますよね。彼らは、無意識レベルで自分が相手に興味を持っていることを伝える能力に長けています。


人たらしのようなこの力を身に付けることができたら「人」に関する正しい情報を仕入れやすくなるということです。手に入れてみたいと思いませんか。

興味を伝える

少しだけ、テクニック的な話になりますが、相手に「私、あなたに興味があります」を伝える力を紹介したいと思います。


この力とは、
❶事前準備
❷目の前の相手の話に対するリアクション
❸具体的なエピソード


この3つで構成されています。
そして、今回紹介したいのは「具体的なエピソード」について。


事前準備やリアクションについては、過去にどこかで書いた気がするので、省略します。
#どの記事か思い出せない
#優しくない


具体的なエピソードって何?


と思った方もいるかもしれません。これは、例を出した方が分かりやすいので、『大好きな本の作者Kさんに初めて会った』というケースで書いてみます。

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いつも楽しく読ませてもらってます。Kさんの書かれた〇冊の本は全部面白くて、何回も読み返してます。

特に、201〇年に出された○○という本が大好きで、主人公の○○が言った「××」っていうセリフが大好きなんです。

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こんな感じですね。
自分には恥ずかしくてできないなと思った人もいるかもしれません。


ですが、自分が作者だっとして、これを言われたらどうでしょう?少なくとも悪い気はしないですよね?


下手すると、「この人好き」となることすらあると思います。こうなってしまえば、基本的にはどんなことを聞いても答えてくれたりします。時には、聞いていないことまで答えてくれたりなんてことも。


これに対して、丁寧に(大げさに)リアクションを返すことで、どんどん気持ちよくなって話してくれる。


そうです。”相手から引き出す”というのは、巧みな話術で無理やり引き出すのではなく、どれだけ気持ちよく話せる環境を作ることができるかが重要となります。


そのための『あなたに興味がありますを伝える』テクニックは、誰でもできるものなので、ぜひ試してみてほしいです。

まとめ

今日は、『情報の引き出し方』をテーマに、1次情報を気持ちよく引き出していくテクニックについて書いてきました。


人と話すのが苦手だと思っている人の多くは、会話の中で生まれる『沈黙』に耐えられないことが多くて、”何か話さなきゃいけない”と焦ってしまいます。


これは、昔の私自身もそうだったので、痛いほどによくわかります。


そんな時にも、『あなたに興味がありますを伝える』テクニックは、大変役に立ちます。


気持ちよく話せる環境づくりと、大げさなリアクションさえできれば、何も話を振らなくたって、相手からどんどん話してくれるんです。


しかも、その相手は聞いてくれるあなたに”この人は話しやすい”という好印象を抱いてくれます。


結果的に、ほとんど話していないのに、相手の情報をたくさん引きだして、自分のコミュニケーション能力を認められる。


こんな魔法のようなテクニック。ぜひ活用してみて下さい。相手の反応が驚くほど変わるので、”何か話さなきゃ”という不安から解放されて、会話を楽しめるようになると思いますよ。


じゃ、またね!

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