企業の人手不足感が急激に低下
5月28日
企業の人手不足感が急激に低下
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p200510.pdf
コロナの影響により、業績が伸びたというところと
業績が下がったと言うところで両極端に分かれております。
人手不足常連である上位の農林水産関係も昨年対比で20ポイント以上の下落です。
他、常連ところも軒並み下がっています。
特徴的なのは、電気通信事業です。
コロナウィルスの影響により、ネット環境の整備が必要な方が増えたのか、昨年対比よりもかなり上がっています。
安定している言えるのが医療福祉保健衛生関係です。
コロナの危機でも安定して、需要があります。
またこの逆です。
コロナの影響により従業員が過剰と反応している事業者も多数います。
1、旅館ホテル
2、飲食店
3、娯楽サービス
この3つはまさに人・ものが止まると全く機能しない業態ですので
想像がつくかと思います。
他のTOP10入りしている業態こそ、コロナ禍の影響を受けて
マインドチェンジが必要な業態だと思っています。
ここに入っている業態は、
コロナの影響を大きく受けている業態です。
やはり飲食系、ホテル、娯楽サービスは壊滅的で
このような不動産を所有している方は、大変です。
また、一般のオフィスと違って
飲食、ホテル、娯楽サービスは、季節変動性の高い商売であることから
家賃を売上歩合に設定しているところが多いです。
このような形ですと良い時のリターンが大きい分
お客さんが来ない時のリスクも大きいものです。
不動産に対してどのような影響を与えるのかを考察しますと
商業系不動産の投資をしようとした場合には
事業に直結的に関わる部分です。
企業の雇用情勢や景況感が商業ビルのNOIに直結します。
商業系テナントで賃料が下落するパターンの多くは、
これまでの賃料が払えないので引っ越しするのか、
もしくは、前の入居者が退去後、賃料を値下げしないと入らない状態になるかです。
不動産投資とは、様々な相関関係からできております。
居住系は、世帯や人口
商業系は、雇用や経済
コロナの影響が良い方向にでている業種とそうでない業種は
是非一度チェックしておいた方が良いと思います。
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