Fourteen 夏編 彼との愛に包まれて
恋とは
愛とは
問いかけてみると難しい
正解はきっとない。
人それぞれだと思うから。
そして付き合う相手によって愛を感じれるかどうか変わってくる。
私は色んな恋をしてきた。
遠距離恋愛、年の差恋愛、アプリでの出会い、
職場の同期
結婚できるかもと思った時もあった。
でもうまくいかなくて、もう一人なんだなって
半分諦めていた。
でもそれは彼も同じだった。
うまくいかなくて私と会った時期は
アプリをやめる直前だったそうだ。
私は昔色んな人と会っていた。
その時はがむしゃらで恋をしなければ、なければならないと思っていたと思う。
そしてその思いは大人になっていくと
相手を見つけなければに自然と変わってくる。
結婚していく周りに焦ってそうなる。
でも一年間一人だった時もある。
好きな人はいる。でも付き合っていない。
というか、なかなかうまくいかない。
疲れたなあって。一人のが楽だなあって時もあった。
でも、今は全然違う。
彼とずっといたい。こんなに愛した人は
初めてなくらい。
LINEは相手に合わせるのであまりしなかったらしないタイプ。でも寂しいと言ってしまうタイプ。 付き合っている彼は毎日してくれて
彼が仕事で私と話せないとつまらない日でもっと話したいと言ってくれる。
私が仕事が終わると必ず返してくれる。
私は男性に電話したいと言うのは凄く勇気がいることだった。たとえ付き合っていても。
急に離れる人を沢山知っているから。
だから依存しないようにしてた。
でも、彼は違う。本気で私を愛してくれてるんだって思う。 沢山可愛いと言ってくれて、早く一緒に住みたくて、電話する?ときくと
凄く嬉しそうにするー!とまるで尻尾を振っているように言うのが可愛い。
付き合う前も付き合ってからもずっと好き。
だんだん気付いた。
愛に変わってるなって。
彼は私と物との距離の取り方が似てると言った。私は彼も朝が弱くて夏も暑いのは苦手で
時には病むときもあることを知った。
そして、その発散は言葉にして文章にして
発散して自己解決することが多いという共通点を知った。 前に共通点の話をnoteでしたことあるが、今は更にもう一人の自分といるんじゃないかと思うくらい似てるんだ。
最初は私が大切だから合わせてくれてるんだと
思っていた。 でも合わせてるだけじゃなく彼自身が私の考えと似てるんだ。
感性は互いに持っていないものを持っていて
話していて楽しい。
そう思ったのは喧嘩をしないから。
元彼ははっきり物事を言うし
私のいけないところを指摘してきた
お金の価値観も違った
喧嘩は大事だけど
しないのは互いに心が広いのもあるし
相手の嫌がることをしていないって
凄いことだと思う。
この夏、花火をしたり、桜木町でホテルランチをしたり、不動産屋に行って新たな一面を見たり、水族館に行って人が少なくなったらお魚にタッチしようと二人でジャンプして遊んだり。
私の前で初めてビールを飲む彼を見て沖縄料理を食べたり。
私の転職した仕事が始まって
火曜日と水曜日が休みになって
毎週会えるようになったから
買い物をしたり、展望台に登って
私が暑さに負けたり笑
二人で風邪をひいたり笑
暑さがましになってきたから
この前美味しいしゃぶしゃぶとフルーツを食べる大人のデートをしたり。
毎週会えることも当たり前じゃないし
住んでる距離が近いことも奇跡である。
その奇跡にどれくらい救われたかわからない。
そして出会った春、沢山遊んだ夏、
楽しみなこれから。
いつの間にか3ヶ月、4ヶ月たって
君を前より知ることができた。
暑いのは苦手な二人だから
これからがもっと楽しみ。
愛に変わってきたなと実感したのは
私が風邪をひいて彼が少し会いに来てくれて
一時間でも私の顔が見たいからと来てくれて満たされた後、凄く凄く寂しくなった時。
昔は少しだけ会うでも充分幸せだったのに。
それは彼が同じくらい想ってくれているからなんだと思った。
彼が嬉しいと私も嬉しい。
彼が悲しいと私も悲しい。
私は思った。
愛の形はそれぞれなんだなって。
前は親友のような関係が愛だと思った。
それが私が望む関係だと思った。
親友でもあり、頼れる人でもあり、
かっこよくて、優しくて
私を一番に思ってくれる人。
沢山今の彼は私の理想をくれる。
思い描いていた未来を更に越えてきた。
だから毎日幸せ。
この前の水曜日、彼の家に行った。
そして1ヶ月ぶりにくっついた。
外でも距離は近いがいちゃつきはしない。
私達はホテルには行かない。そんなとこも好き。でもいつか行きたい。
いちゃつかなくても満たされる関係なとこが大好き。でも、触れたくてたまらないしたまらないらしいから沢山触れてくれる。
二人きりになった時彼のキスも私のキスも止まらなかった。私は壁におしやられる。
力強くずっとしたかったと言われてるように。
私が瞳を開けると、目が合った。
感じたんだ。言葉はなくても凄く愛を感じるキスだって。互いに服を脱いでくっついた。
微笑んでいる彼の目が愛しすぎた。
瞳を閉じると「目、あけて。」と囁かれる。
じゃあ、ゆっくりキスしてみて。とおねだりするとくっつくかくっつかないくらいの口づけに凄くドキドキした。
焦らしてきたから焦らしたり。
ベランダから蝉の鳴き声が聞こえた。
彼の体温は熱かった。
夏の暑さではなく2人の体温が重なりあって。
キスが上手だと思った元彼がいる。
そのキスを越えてくる人はなかなかいなかった。けど、この間ついに越えてきた。越えてくれた。それが真実の愛なんだと感じた。
形だけのキスじゃない。
大好きが止まらないキスを。
同棲する約束も結婚する約束もしている。
親にも彼や私のことは互いに話している。
私はどうやら君の理想の人らしい。
私も彼が理想の人。
だって毎日素晴らしいところが見えるんだもの。
いつか火曜、水曜だけじゃなく
毎日に変わるその日まで
会えない時間の愛しさも味わいたい。
秋の風が吹いてきたらきっと
君の仕事のストレスで見てしまう悪夢も
幸せな夢になると信じて。
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