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天体観測(BUMP曲 創作story)
「お待たせ」
「よう。」
「始めよっか 天体観測」
「うん」
「星ってさ不思議だよね 何億後年前の光が 今見えたりするんだから。僕達産まれてないんだよ。」「星みたいに輝いたらきっと皆から見られる。」
「輝けるよ。」
「自分自身の星ってなんだろう。」
君の手を強く握ろうとしたけど握れなかった。
あの時代に一緒に天体観測をしたのを
未だに僕は覚えてる
君が引っ越してから何枚も手紙を書いた
君が今どこにいるのかわからない
伝えたいことも増えてった
「僕は元気でいるよ。心配事も少ないよ。
ただひとつ今も思い出すよ。」
僕は未だにあの道に望遠鏡を担いで
星を見に行ってる。
あの日君が見つけれなかった星を
また会えるかはわからないけど
僕が見つける。
二分後に君が来なくとも。
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