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Four 君と目が合った瞬間

私が大好きな街。

産まれた街。

横浜。

桜木町を君にもっと知ってほしくて
大好きなブックカフェに行った。

自然と気圧はもうそんなにきつくなく
一緒にいたい気持ちが上回っていた。

本屋に行けばその人がどんなものが好きで
どんなものに触れてきたのかが
わかる。だから初デートで本屋に行くのはおすすめだよ。

君はデザインの本を見たくて
私も色彩学の本が見たくて
偶然に見たい場所は一緒だった。

私もデザインを見るのは好きだから
彼が開いたページを一緒に見るとおもしろかった。逆に私が開いた色彩学の本について触れてくれた時も共感することばかりで
自然に会話は広がっていった。

凄い。初対面なのに好きなものが一緒なことってあるんだ。
本に目を通してから彼を改めてみると目があってドキッとした。

好きなもので話が広がるのは凄く貴重だ。
それも音楽ではなく、仕事や勉強や興味のあることで。

本屋と併設されているスタバにいつか来ようねと言った。(実際に本当に行きました)

帰り道、デザートが食べたくなって
和菓子のお店に立ち寄った。

そこで大好きな抹茶を。
彼は大福を食べていました。

今日は凄く楽しかったな。

さてさて、初デートというものは
男女互いにそわそわするもので
またねと言って別れた後
その先があるのかがものすんごく大事

まず、LINEがあるかどうか。
今日は楽しかったありがとね!
はだいたいの人が普通なら送ります。

女の子が期待するのはその次なんです。

次の予定をたててくれるかどうか。

書いてなかったけど彼と初めて会ったのは3月23日。次のイベントといえば、ずばり桜。
お花見デート。

私は勿論行きたかった。
彼はどうかな。

そしたら、

4月絶対抹茶さんと桜見に行く!

今日撮った2人の写真の後に
彼からはそう送られてきた。

一文の中に見逃さない絶対という言葉。
嬉しくてまた会えるんだって跳び跳ねたのを
覚えている。

私は彼に恋をした。

経験からもう信じてなかったアプリでの出会いから
どうやら本当に王子様を見つけてしまったようだ。

to be continued…


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