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≪二十五 二十一≫という秀作

【傑作】というにはネットフリックスで出会う傑作の数が多いので、とりあえず【秀作】という言葉を使ってみる。
≪賢い医師生活≫がそうだし、そのあとの≪海街チャチャチャ≫≪その年、私たちは≫など、心を揺さぶられる作品に立て続けに出会っての≪二十五 二十一≫

胸の中の何かをわしづかみにされて全力で振り回された感じ。

もう少したったら、最初からもう一度一気見するつもりだけれど、今はまだ無理。

六十路女子ですら、若かった頃のヒリヒリ感を思い出して身悶えするのだから、もっと若い視聴者の方はたまらなかったことだろうと推察する。

そんな私は、ナム・ジュヒョクとキム・テリの過去作を、毎週の配信期間中に見まくった。
過去記事で≪恋のゴールドメダル≫≪恋のチーズ・イン・ザ・トラップ≫は感想を述べた。
ムン・ジウン役チェ・ヒョヌク出演の≪ラケット少年団≫も記事投稿済み。

やはりすでに感想文を書いた≪三食ごはん~コチャン編≫≪スペース・スウィーパーズ≫はもう一度見返した。

そして、観ましたよ、以下に挙げる作品たちを。

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【ドラマ】ハベクの新婦
ナム・ジュヒョクが天界の水の神。相手役にシン・セギョン。
脇にクリスタル、コンミョン、イム・ジュファン。
神なので、ぶっ飛んでてもOK!

【ドラマ】ミスターサンシャイン
キム・テリちゃん(ちゃん、とつけたくなる可愛さ)が、イ・ビョンホン(元祖 韓流四天王の一人)、ユ・ヨンソク(≪賢い医師生活≫)、ピョン・ヨハン(≪未生≫)の三人を相手役に、日露戦争や朝鮮併合当時の義兵(第二次世界大戦中のフランスのレジスタンスのような存在)として誇り高く戦い続けていく一大叙事詩。
キャストの豪華さ、物語の雄大さが、ひと昔、いや二昔前の、ほぼ一日かけて放送されてた『正月時代劇スペシャル』を思い出させる。
日本語、英語、フランス語、韓国語が入り乱れ、字幕表記の日本語よりセリフの日本語(ありがたいことに聞き取れる)が丁寧で時代にそぐった表現。英語もまたしかり。
アクションシーンも多く、さぞかし撮影がすさまじかったであろうと思われるが、ま、それは置いといて。

キム・テリちゃんが、相手役三人がそれぞれ思いを寄せ命をかけるに相応しい品格を体現。
上品さと情熱と正義感と無邪気さと純粋さが入り混じった、唯一無二の存在感。
そして、イ・ビョンホンさまはやっぱりステキ!♡

【ドラマ】保健教師アン・ウニョン 
ナム・ジュヒョクが漢文教師。主役の保健教師がチョン・ユミ。
これは、ファンタジーオカルト?
空をクジラが泳ぎ、ダニが学校を覆い、カエルが校舎を飲みこもうとする。
私の語彙力ではお伝えできないので、観てください。

【映画】安市城
ナム・ジュヒョクが高句麗の繊細な若者を演じている。
時代劇で、唐と高句麗の大会戦の物語なので、とにかくアクションシーンがすごい。
そして、唐の太宗やその部下たちは中国語。太宗はパク・ソンウン(≪ライフ・オン・マーズ≫など)やのに。太宗の横の軍師役は≪ミスターサンシャイン≫で駐大韓帝国大使のハヤシやったのに。

【ドラマ】スタートアップ
ナム・ジュヒョクとぺ・スジ主演。
二番手シンドロームの張本人、キム・ソノ。
自分に自信が持てなかった天才の揺らぎをジュヒョクが繊細に表現。

【映画】リトル・フォレスト 
キム・テリちゃんが、都会で見失いそうになっていた自分を、故郷での丁寧な暮らしを通じて取り戻していく物語。
雑誌の≪天然生活≫で紹介されそうな生活(個人的感想です)。
マッコリや栗の渋皮煮、お餅や干し柿作り。
昔からの友人が落ち込んだ時には、クレーム・ブリュレを差し入れ。
プラスティック製柿ハンガーにはちょっと驚いた。

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そして、スンワン役のイ・ジュミョンが≪賢い医師生活1≫でmy推しチョン・ギョンホに振られるPD役だと知って、また≪賢い医師生活≫を初めから見直している。

揺さぶられたココロに平穏を取り戻す私のヒーリングだ。


では、今日はこの辺で。

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