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#私を構成する5つのマンガ

みごとにピンクになりました🌷

☟こちらの企画に参加させてもらいます。タイトル画像も作れて面白い。
#私を構成する5つのマンガ


私がマンガをいちばん読んでいたのは小学生~中学生の頃。みなさん書かれていますが、当時「りぼん派」と「なかよし派」に分かれてて、私は「りぼん派」でした。

「ちびまる子ちゃん」や「ときめきトゥナイト」や「姫ちゃんのリボン」や「ママレード・ボーイ」が連載されていて(タイトルを書いているだけでときめく)、付録や全プレがあって、毎月楽しみにしてました。ハガキを送ったりもしたなぁ。なつかしいなぁ。あの分厚い紙の束が好きだった。

そんな数々のすてきな作品の中で、私にとって不動の1位は矢沢あいさんの「天使なんかじゃない」です。

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「天使なんかじゃない」(矢沢あい)

※この企画でコラボされている「アル」さんのリンクを貼ってみますね。

絵が好きです。登場人物が好きです。セリフも好きです。思い出す空気感が好きです。好きな人の好きなところを明言できないように、ぜんぶまとめて好きです。

単行本は20回は読み返していると思いますが、実家にあるのでもう最後に読んでから10年は経った気がします。それでも、時々いくつかのシーンやセリフを思い出します。

ストーリーは新設の高校に入学するところからの始まりだったと思います。すれ違いがいっぱいあるけど、誰も悪者じゃなくて、だからこそ切なくて泣きながら読んでいました。

翠ちゃんに励まされるし、マミリンは他人事じゃないし、牧先生は憧れだし、晃は理想。ケンちゃんが切なくて、しのちゃんが切なくて、マコちゃんに和んで、瀧川くんはもぅ!って感じです。

みんな、ずっと、私にとっての先輩たちなんじゃないかなと思います。

連載中だったので次が待ちきれず、「天ない」以前に出ていた矢沢せんせいのコミックは全部読みました。

小学生の頃は漫画家になりたくて、友だち3人で絵を描いたりしていたことも思い出します。Aちゃん、Uちゃん、元気にしてるかな。もう25年前のおはなし。

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「耳をすませば」(柊あおい)


2つめはこちら。出会いのきっかけはもちろん同名のジブリ映画です。今でも夏になるとDVDを出してきて年1回は見ているような大好きな映画。本名陽子さんが歌うカントリー・ロードのシングルCD(なつかしい…)も買ったくらいです。

原作が柊あおいさんの作品だと知り、映画を見たあとにコミックを買いました。映画の聖司くんはバイオリン職人を目指していますが、マンガでは絵を描く人です。その絵がとても好きでした。翼のあるライオンの絵。

私が中学生で美術部のときに、絵を描く中学生が主人公の作品だったので、親近感も強かったんじゃないかと思います。絵を描くってすてきだよねという気持ちがわいてきます。

この作品も絵が好きで、空気感が好きでした。

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「プレイガールK」(ひうらさとる)


これは「別冊フレンド」から。「りぼん」に比べると大人っぽい雑誌でした。

地味な女の子が自分を変えていくストーリー。思春期の私は外見についてのコンプレックスがひどくて、そういう「変わりたい」気持ちを代弁してくれて、変わっていってくれる主人公に励まされていました。

コミックの欄外っていうのでしょうか、作者コメントとか書いてるようなところに、主人公の景子ちゃんの身長・体重のデータが載ってて、うむむ、ケイちゃんは〇kgなのか、身長はあまり変わらないな、とか思ってました。(なんか恥ずかしい)

今でも努力すれば変われる!って思うとわくわくします。
しかし、私はけっきょくずっと地味な感じでやってきてます。笑

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「ベルサイユのばら」(池田理代子)


いきなり時代をさかのぼりました。
出会いは祖父母の家。持ち主は叔母。お正月とかに遊びに行ったおばあちゃんち、叔母の持ち物が残ったままの部屋があって、そこでマンガを少しずつ読んでいました。ベルばら、どきどきでした。

何が好きって、絵が美しい。
オスカルがかっこいい。アンドレがかっこいい。
服やドレスもすてき。

愛の物語はもちろんのこと、美しい世界にときめきました。
美。コントラストの強い白と黒の世界。

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「ハチミツとクローバー」(羽海野チカ)


こちらは唯一大人になってから読んだもの。
多くの人が「5冊」に入れている気がする羽海野チカさんの作品。誰も悪くないのにみんな切ないけれどみんなに希望がある。(涙)

こんなお話が書けるなんて、日々あらゆることにどんなに胸が痛むだろうと思ってしまいます。

何年か前に池袋に原画展を見に行ったときも、隅々まで愛が込められていて感激しました。

コミック最終巻に載っている「青い小鳥」という短編も大好きです。

ちなみに「3月のライオン」はまだTVアニメでしか見れていません。先が気になりすぎるのがこわくて。。

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久しぶりに思い出してみて楽しかったです。思い出してみれば、たしかに私の一部はマンガで構成されていますね。

最後に

いま、日々、楽しみにしているマンガ。
あまいろさんの「すべてを肯定してくれる彼氏」をご紹介しておわります♪ きっと「わけわかめ」って言いたくなりますよ~。



それでは、またあした。



文字でもものづくりでも、どこか通じ合える人と出会いたくて表現をしているんだと思います。何か感じてくださったならとてもうれしいです。