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220929


早朝にスーっと目が覚めたけれど
身体は動かず横向きのまま
大粒の涙がドクドクと溢れてきた

悲しみとも恐怖とも違う暖かい涙

普段自分の感情を理解しようとするあまり
納得することに頭を使う為
泣く事があまりできないから何事かと思った




気付けば今日は花子の命日
もう四年も経った
かわいい妹的存在


花子の分まで毎日を精一杯生きているつもりだ
だから彼女の分まで…とは言えず
私の寿命をあげるから
もう一度抱きしめて彼女の命を感じたい


私が過去一愛した生命体だった


どの人間よりも比べものにならないほどに


彼女が教えてくれたものは


こんな私の中にも
他者を愛する気持ちがあるということだった

無条件に愛するということを
あの小さなからだで私に体感させてくれいたんだ


ありがとう

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