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週刊 僕たちのフィロソフィーvol.11【"考える"ということ】

私たちは普段よく「考える」ということをする。

🎈考えるとは?

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考えるとは何か?
辞書を引いてみた。

(goo国語辞書引用)
知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。

判断する。結論を導き出す。「こうするのが正しいと考える」「解決の方法を考える」「よく考えてから返事をする」
予測する。予想する。想像する。「考えたとおりに事が運ぶ」「考えられないことが起こる」
意図する。決意する。「留学しようと考える」「結婚を考える」

一方哲学を学んでおり、毎日「考える」という作業をしている私の中での「考える」のイメージは「一歩立ち止まって吟味する」だ。まさに上の㋐㋑㋒をひとまとめにしたようなイメージだ。
さらに言えば「簡単に信じない」「常識・固定観念に囚われない」といったことになる。

🎈なぜ考えるのか?

人は「多くの人がいうこと」「自分より偉い・凄い人のいうこと」を信じやすい。
それ故に、世の中の「常識」というものを疑いにくい

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しかしこれらが正しいとは限らない。
もっと正確に言えば、これらが「自分にとって」正しいとは限らない。

ある人にとっての「正しさ」が自分にも適応されるかは分からないのだ。
「正しさ」をはじめとする「正義」「生き方」「やるべきこと」などこの世界にあるほとんど全ての事柄は人によって異なるものなのだ。

そのため、人の言葉を聴く時にはそれが自分にとってどんな影響を与えるものなのか「考える」ということもセットで私は行っている。

🎈2種類の考える

人の言葉について考える時には大きく分けて2種類の「考える」がある。

【相手について考える】
・なぜ相手はそう言ったのか?
・相手は何を考えているのか?
【自分について考える】
・それは私にとってどんな影響を与えるか?
・それをすると私は幸せか?


相手についてを考えるほどに相手の頭や心の中がよく見えてくる。これが共感性にも大きく繋がってくるのだろう。

逆に自分について考えるほど、自分にとってより良い判断を恒常的にできるようになる。論理的に考えたり、冷静に深く考える力もつくだろう。

🎈「考える」と「内と外」のバランス

人間は自身という壁を隔てて内側と外側というものが存在する。

以前にその「内と外」について書いたが、その記事を少し加筆引用する。

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【外を見た分、内を見なければならない】

【外】とは「環境」や「他の人」といった普段視界に入れているもののこと。
【内】とは【外】と比較してもっと身内側・・・「自分自身」のこと。

人は普段【外】を見がちだ。90~100%は【外】を見ていると言っても過言ではないだろう。しかしそれでは【内】である自分自身がどうなっているのか分からない。人は見ようとしなければそれらを【認識】することができないからである。そのため、気付いた時には自分自身がボロボロになっているということが多々起こる。

自身を大切にするためには【内】も見る必要があるのだ。【外】と【内】の【バランス】それが最も重要だ。それらを見る比率を1:1、50%50%に整える事が大切だ。

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ここで先ほどの2種類の「考える」を見てみよう。

【相手について考える】
・なぜ相手はそう言ったのか?
・相手は何を考えているのか?
【自分について考える】
・それは私にとってどんな影響を与えるか?
・それをすると私は幸せか?

「相手について考える」というのは「外」を見ること
「自分について考える」というのは「内」を見ること

という法則が見えてくるだろうか。

考えるということはそれだけでも新たな発見があったり、自分自身を生きることに大きく力を貸してくれるものだが、実はそのバランスも大切だ。

相手について考えた分だけ自分についても考える。

ここまで行えればもう怖いものは何もなくなる!
頭も心もかなり調子が良くなるのではないだろうか。

🎈考えるコツ

では一体どうすれば考えられるのか?
考える習慣がつくのだろうか?

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考えるための「入り口」というものがいくつかある。
それを意識するだけで、考える回数はグッと上がるだろう。

【考えるための"入り口"】
・当たり前を疑う
・疑問を持つ
・なぜ?なんで?といった5W1Hを意識する

また、「信じる」と「考える」の関係性について以前こんな話をしたことがある。

「信じる」ということは「考えない」ということだ。
「信じる」ということは様々なことを手放している状態なのだ。

つまり人は、最初に述べた通り「多くの人がいうこと」や「自分より偉い・凄い人のいうこと」を信じやすく、「考えない」という選択を取りがちなのだ。

そこで是非それらを信じる前に「当たり前を疑う」「疑問を持つ」というようなことを意識してみてほしい。
それは「考える」大きなきっかけになるだろうから。


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