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願いは同じ

 9月10日、11月を目途に行動制限を緩和し、社会経済活動の再開を目指す方針が発表されました。その条件として「ワクチンの接種証明書」や「PCR検査陰性証明書」の提示があげられています。
 4か月以上「緊急事態宣言」が続いている沖縄県石垣市では、スマートフォンを利用した「デジタル接種証明書」が今月中に導入されると報道されました。

アフターコロナへ向けての動きに「希望」の光を見る思いがします。

私はずっと会えていない友達と以前のように話がしたいです。遠くにドライブしたいです。スキーにもいきたいし、キャンプだって・・・

反面、不安なことは「分断」です。

ワクチンを接種する、しない。

PCR検査を受ける、受けない。

家庭内でマスクをする、しない。

車でなら小旅行もいいだろう、いや、いまは自粛だ。

家族ならば外食するのも悪くない、まだまだデリバリー必須だ・・・・。

判断の分かれるところは沢山です。
「あの人は、ワクチンを打っていない」
「あの店のPCR検査率は半分以下だって」
判断が違うことで疑心暗鬼にとらわれ、本来起きなくてもよいはずの「分断」の種が発芽します。

 まだ起きてもいないことを心配するのは、私の主義に反しますが、そのことについての考えはあります。それは、次のようなものです。

「安全で健康に、楽しく生活したい。」

 誰もがそう願っています。相手の願いも同じあることを信じて、人の気持ちを想像することが必要でしょう。

「自分は構わないけれど、怖がる人もいそうだな」
「自分は気になるけれど、そうでもない人もいるだろうな」

 互いを責めることなく、互いを心配して生活していきたいものです。それを「尊重」というのではないでしょうか。

「鏡は先に笑わない」ですから、まず自分から、私と判断をたがえる人を認めようと思います。

皆さん、どうぞご安全に!