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料理人になるきっかけ

高校を出て就職の為に故郷から離れ20年

自分が料理人になるなんて

頭の中にこれっぽっちもなかった。

それが、当時の仕事を辞めて故郷へ戻り

しばらくしてからの頃

幼少期から家族付き合いしていた

鯉料理屋の大将が亡くなった。

亡くなった数日後、

夢の中に大将が現れて

何も言わずニコニコしながら私を観てる。

そんな夢を1日置きくらいにみる事が

2週間続いた。

「ただお別れの挨拶にしては

 よく出てくるよな〜

 何か言いたい事、伝えたい事

 ある様な気がする」

 誰にもその事は言わず自分だけで

 思っていた次の日

 親父から鯉料理屋で働く気はないか?

 と言われ

 「急に何で?」と私

 実は、鯉料理屋の女将から大将居なく

 なったから誰か

 働いてくれる人居ないかと言われていて

 別の友人から今日

 鯉料理屋の大将が昨晩夢に出て来て

 お前にお店で働いて欲しいって言ってくれ

 って‥と親父

 「あ〜!?そう云う事か〜」

 それで大将が喜んでくれるなら

 やってみよう! そう思って

 私の料理人人生がスタートした。

 あれから7年‥

 大将が私の夢に出て来た事はない。

 

 


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