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【心のこと】自分でインナーチャイルドを癒す方法

数ある記事の中からご訪問いただきましてありがとうございます。
マルソルです。

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前回、「慈悲を送れない私」というマインドは、一体なんなのか。
この正体は、実は「インナーチャイルド」と呼ばれるものだと私は思っています…と書いたように、今回は私が実践してみて感じた「インナーチャイルドの癒し」について書いてみようと思います。

思考が強い人こそ「インナーチャイルド」を癒した方がいい


「インナーチャイルド」という言葉は知っていました。

「内なる子ども」や「小さい頃の傷ついた自分」。
その自分を癒す行為だということも知っていましたが、私にはあまり関係なく、興味もないものとしての認識程度でした。

その私が、「インナーチャイルドの癒し」を実際にやってみようと思ったのは、「慈悲の瞑想」で自分の癒しができていないんじゃないかという思いがあったからでした。

それともう1つの理由として、「インナーチャイルドが強い人は思考が強い人」という言葉を聞いたからでした。


「自己否定感が強い人は、インナーチャイルドの癒しが終わっていない」
ということ。
そして、「自分自身の思考が強いと思っている人は、インナーチャイルドがある」ということ。
その部分で、私はそれまで無関心だった「インナーチャイルド」というものに興味を持ちました。

「インナーチャイルド」とは、小さい頃に自分自身が満たされなかった気持ちとも言われますが、大人になってからの満たされなかった気持ちや、人から言われた言葉がネックになって自分を苦しめている自分自身ということでもあるそうです。

自分がどういったことで傷ついているかを認めてあげる。
気づいてあげるだけで、インナーチャイルドは癒されそうです。

私の場合、小さい頃の自分の気持ちというよりは、今の私に直接的に影響を与えているのは「再婚中の自分の気持ち」のような気がして、半信半疑で試してみることにしました。

自分でできるインナーチャイルドの癒し方


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【やり方】

①0歳~7歳、8歳~15歳まで…と7年ごとに振り返る
②その7年の間にあった、嫌だったり悲しかった出来事を思い出す
③どんどん出てくることを、ただ「知っていく」
④出てきたことを、どうにしよう、なんとかしてあげようとしなくてよい
 ただ気づくだけで消滅していく
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お風呂に入っている時に、なんとなくイメージしてみました。
0歳~7歳。小学校に入るまでの幼少期の私の記憶を辿ります。
次に8歳~15歳、小学生から中学生の頃の記憶を辿ります。

このあたりになると、嫌だった経験が徐々に多く思い出されます。
それを「ああ、あの時私悲しんでたなあ」とただ見ていきます。

16歳~23歳、高校生から社会に出たあたりの記憶を辿ります。
そうやって、今の年齢になるまで繰り返していき、その都度出てくるものを見ながら、ただその時の自分の気持ちに気づいていきました。

最初の夫の繰り返される浮気の中で傷ついたこと。
悲しいと言えなかったこと。
信じても信じても裏切られて辛かったこと。

その当時のことや気持ちが次々出てきます。
「そういえば、浮気をされて悲しかったけど、夫の前で泣いたことなかったな」ということに気づきました。

それから、再婚中の私。
頑張ったけど報われなかったこと。
わかってもらえなくて悲しかったこと。
どうにかしたかったけど、どうにもできなくて悔しかったこと。

その時に、「ああそうか、私は助けたかったんだ」という気持ちが出てきました。
そんな風に思ったことはありませんでした。

ただ、「自分の理想の家族になるため」「自分のため」に頑張らなきゃと思っていたので、自分でも驚きました。

何度も夢に出てくるAくんとBちゃんは小学生の姿でした。
小さい彼らを見ながら、もし自分が最初から彼らの成長をそばで見ていたら、もっとこうしてあげられたのに、という気持ちが自分の中にあったことに気づきました。

私は自分のそういう気持ちに初めて気づいて、涙を流していました。
自分の気持ちに気づいていって、私のインナーチャイルドの癒しは終わりました。

過去のどこかに残された自分を見つけてあげる


自分の年齢になるまで思い出すという作業は、なかなか時間がかかるもので1度では終わらないこともあるそうです。
忘れていたことを思い出したり、何度も出てくる出来事や記憶には、何度も気持ちに気づいていくということをするそうです。

私の場合は、1度で気持ちがスッキリしたので、そのあとは「インナーチャイルドの癒し」はしていません。
必要に思えば、またやってみようと思います。

気持ちの変化でいうと、以前より彼らに対して気持ちが緩くなったのを感じました。

「インナーチャイルドの癒し」がよく表れているなと思うのが、「カップの6」です。

「純粋な優しさを贈る、カップ6」

自分がこれまで経験してきた感情はすべて平等で、経験してくれた過去の自分に感謝を贈る。
忘れられたままになっている過去にいる自分たちすべて、漏れることなく見つけて、愛を贈る。

気づいてもらえた過去の自分は笑顔です。
癒されたように見えます。

半信半疑で試してみましたが、私には良かったようです。
心に降ろしていた、許せない過去という碇が抜けたように思います。

人によっては、まだ過去を振り返るには辛かったり、しんどかったり、タイミングもあるようなので、できそうな時にできそうだと思えばやってみてもいいのかなと思います。

私も離婚後ずいぶん経ってからの「インナーチャイルドの癒し」でした。
興味が持てない時期。
逆に、興味が出てくる時期。
それは、自分の中で準備ができたというタイミングなのかもしれません。

「慈悲の瞑想」での変化ですが、自分に向けて慈悲を送ることができるようになりました。
そして、私の中で素直に慈悲を送れなかったAくんとBちゃんにも慈悲を送ることができました。

ただ、怒りを感じる相手…夫2に対しては、その後も慈悲を送ることはできず、まだ抵抗感がありました。

そんな夫2に対して「慈悲」が送れるようになったのは、最後に「自分と繋がる」ということができるようになってからでした。


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ここまで読んでくださってありがとうございます。
ではまた。


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