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地元愛を持ち歩く!久留米企業で働く広報担当者の必須アイテムはこれだ

こんにちは!株式会社丸信グループで広報を担当する田中です。自称、歩く"久留米PR大使"です(笑)

Twitterでフォローさせていただいた広報の先輩に、地方広報は不利なのではないか?と質問したところ「地方こそアドバンテージがある!」と断言していただき勇気をもらったのを思い出しました。
アドバンテージがあるとするなら、地域の魅力とともにPRできることではないでしょうか。例えば、東京の会社の人が「弊社は東京の会社です!」と強調したところで地域性は出せません。これが地方なら地域性を出しやすい。会社+地域で広報できるわけです。

さて、前回の記事(https://note.com/marusinofficial/n/nfcbc366d304c)で「自社だけでなく地域のPRも」と触れました。WebサイトやSNSで地域の良さを発信することはもちろんですが、シンプルに地元の良いものを身につけたり持ち歩いたり利用することも立派な地域PR。今回は、そんな視点で地方企業の広報が持っていた方が良い必須アイテムを紹介したいと思います。

【経緯】地元グッズを身につけるきっかけ

東京住まいからUターンで戻ってきて福岡市内に勤めるようになったとき、せっかく地元に戻ったのだから何か愛着が持てるものをと思い、博多織の名刺入れを使うようになりました。普通の名刺入れとは違うので、これだけで「おぉ」となり話のきっかけが生まれました。
その後、久留米にある今の会社に「広報」として転職するとその思いは加速。刺激を受けたのは久留米市役所の職員さんと名刺交換したとき。職員さんの名刺入れは全員が久留米絣(※)だったからです。※久留米絣は日本三大絣の一つである日本の伝統工芸品です。
市役所の職員が地元の伝統工芸品を身につけて、しっかり地元PRをしている。さらに市役所のロビーの展示コーナーでは、日本酒や靴、タイヤなど、こちらも地元の名産品を一生懸命、アピールしている。
なるほど、こうやって市役所をあげて地域のPRを図ってるのか。自治体がやるのはひょっとしたら当たり前かもしれないけど、でもこれって民間企業がやってもいいのでは。地元が誇れるものがあれば、自社のでも他社のでも一企業の社員が身につけてアピるのもありでは。広報ならなおさら。
そこで、思い浮かべてみると、あるわあるわ、身に付けたり、持ち歩いたりできる久留米が誇れるもの、たくさん!で集めたのが、今回、紹介する品の数々でした。

【アイテム①】久留米絣グッズ

名刺入れ

久留米絣は調べれば調べるほど優れた伝統工芸です(詳しくは検索を)。
もっとも頻度高く使うのが名刺入れでしょう。一つはハード(硬い)タイプの久留米絣名刺入れ、もう一つは久留米織×久留米絣のハイブリッド素材のソフト(柔らかい)タイプ。基本は儀右衛門さんのハードタイプを使ってますが、笑いを取りたい時は、大きめのくるっぱ刺繍が入ったソフトタイプで対応します。これで笑いが取れたことはありませんが、必ずどこで売ってるか聞かれます。市内数か所にある地場産くるめか、大刀洗町の工房です。

どちらも質感が好き

ストラップ

社用スマホに取り付けている久留米絣の携帯ストラップ。久留米市内の1番街商店街にある「風のおくりもの」というお店で購入。お店に置いてある柄は種類が少ないですが、希望の柄を指定して注文生産してもらうこともできます。
今のはもう3年以上なるので、そろそろ2本目を依頼しようかと。

生地がいいので首にも優しい

ネクタイ

こちらも「風のおくりもの」さんで購入。ちょっと収集ハイになってた時に勢いで買ってみたら、白と黒のシンプル色なのに派手なイメージで、合わせ辛いことが判明。まだ1回も使ったことないゾ。

単体だと間違いなくオシャレ

ハンカチ

こちらの久留米絣ハンカチも儀右衛門さんの商品。800円とお手頃。今ではいろんな柄があるので、ちょっとしたお土産にも最適。娘の中学校入学祝いでプレゼントしたことあるけど、柄がイマイチ(左のやつ)だったらしいので、ブーランで戻ってきました。オジサン的にはオシャレと思うけどな〜。

使えば使うほど生地が馴染んできます

ドリンクホルダー

くるっぱ刺繍名刺入れと同じ素材で作られたドリンクホルダー。これから暑くなる季節は、できる限り地元産の飲料を入れたいところ。一つはお隣にあるお茶の産地、八女茶のペットポトリ飲料。もう一つは筑後川の水を活性炭素で処理した水道水。久留米市内ではコンビニでも取り扱いがあったりする身近な飲み物です。

くるっぱ刺繍入り瑠璃色のドリンクホルダー

【アイテム②】業務や通勤で重宝する雑貨類

ネームストラップ

広報は社内の情報収集のため本社のいろんな部署や工場現場に足を運びますが、その時の必須アイテムがネームストラップ。全従業員数は約550人、本社だけでも400人近く働いているので、社内で「おまえは誰だ?」と怪しまれないように身につけるようにしてます。外部で講演したり、他社の工場見学等でも持っていってます。当然、くるっぱ。

手作り感丸出しですが有ると心強い

パーカー

この冬は、社内でこのパーカーばかり着てました。久留米×パントビスコ氏のコラボデザイン。たぶん限定品。久留米市役所の職員さんが着ているのを見たこともあります。会社の正式な制服にしても良いレベルの良品です。

これは振り返っても良い買い物でした

マスク

弊社の通販部門がFM福岡の生放送で取り上げられた時に出演のお礼品としていただきました。福岡では有名な「くまP〜」のキャラが入った非売品(?)です。主にプライベートで使ってます。

え!?くまP〜、知らないの?

中州JAZZトート

福岡市で毎年開催される中州ジャズの公式グッズ。昨年に初参加予定でしたが台風で断念。仕方なくネットで、このトートとタオルとTシャツなどグッズだけは購入しました。一方、「NO COFFEE」はグッズが充実している福岡市内にあるカフェ。こちらもカフェには行ったことないけど、トートバッグだけ買ってみました。いずれも通勤で使ってます。

福岡でしか手に入らないグッズには目がない

付箋

久留米出身の人気イラストレーター、パントビスコさんのグッズの一つ。この手の限定品はもったいなくてなかなか使えないのが難点。たかが付箋、されど限定品。

パントビスコさんのキャラはどれも愛くるし

くるっぱシール

どんなアイテムも一瞬で久留米っぽく変身させられる「くるっぱシール」は必需品の中の必需品。主にスマホカバーの貼り替え用ですが、そろそろ勇気を出して車にも貼ってみようかな。

1シート100円。JR駅改札前等で買える

【アイテム③】久留米企業の逸品

MADE in久留米の靴

久留米にはアサヒシューズとムーンスターという靴メーカー2社が本社工場を構えています。社名だけだと全国的には知らない人もいると思いますが、皆さんがよく目にする、ひょっとしたら履いているかもしれない、あの有名ブランドのシューズをOEMで製造しているメーカーでもあります。だから靴を買う時はこの2社が製造しているメーカーのを優先的に選びます。

久留米産の靴は10足くらい持ってます

ムーンスターしおり

ムーンスター工場見学に参加させていただいた際にお土産として頂きました。廃棄する予定の靴皮を再利用した環境にやさしいしおりです。非売品だと思いますが、売ってたら普通に15個くらい買いたい。

オススメ書籍については別の機会に

ブリヂストンキーホルダー

久留米はブリヂストン創業の町。市内やその周辺にはタイヤ工場など関連施設がたくさんあるし、創業者である石橋正二郎さんが創設した文化施設も多数あります。そこで何か身につけられるブリヂストングッズを探したら唯一、このキーホルダーだけ手に入りました。通勤車のカギ用です。タイヤの質感はほぼ本物。ちなみに自家用車のタイヤは、今のところまだ海外産、まだ。

これも普段はどこに売ってるのか不明

世界一・日本一のお酒ラベル

右が2019年の世界ラベルコンテストで世界一に輝いた日本酒ラベルです。若竹屋酒造場さんの協力のもと弊社で企画制作させていただきました。左は2016年に国内ラベルコンテストで日本一となった老松酒造さんの焼酎ラベル。こちらも弊社で作らせていただいたもの。4年経った今でも質問を受けることがあるので、必ず手帳に挟んでます。この2つは何度見ても人間が手掛けたとは思えない難易度の高さ。

実物に触ると印刷技術の高さが分かります

【アイテム④】地元紙と地域フリーペーパー

福岡県紙である西日本新聞、九州全域で高いシェアを持つ読売新聞西部版は毎日、欠かさず読んでます。時間があれば折り込み広告にも目を通すようにしてます。新聞は主に企業ネタがどのような視点で取り上げられたのか、また広告はコピーの勉強のために見てます。
地域フリーペーパーである「cocomi」は、毎号、特集記事がしっかりしているので、久留米に関する歴史や情報をインプットするに最適。これが無料なんて申し訳ないです。

地元愛が溢れるフリーペーパー

【さいごに】

ぜんぜん必須じゃないやん、広報関係ないやん等と思われた方、正解です。今回は無理やり「広報」で括りましたが、地元を愛する人であれば、広報に限らず営業やクリエイターなども是非、地元グッズを身につけて、特に県外に出向く機会がある人は積極的にPRする、これを多くの人が実践すると、これほど強力な地域PRはないんじゃないかと思ったりします。

ぜひ広報担当者を始め地域のビジネスパーソンは地元が誇れるものを一つでも身につけて、地域の広報活動に励んでみてはいかがでしょうか。きっと市役所の職員さんは喜んでくれます。

さあ、今週末も何かグッズ買いに行くゾ!(買いたいだけ)

Twitterでは毎日、何かを発信しています!
https://twitter.com/marusinofficial

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