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ご先祖様を想うお盆

皆さんこんにちは。
丸進青果広報チーム"進太郎"です。

今回は、お盆についてお話しようと思います。
すでに弊社SNS(Instagram、Twitter)では
お伝えさせていただいた部分もありますが
SNSでお伝えしきれなかった部分もありますので
より詳しくこちらでお話しさせていただきます。

お伝えさせていただくのは大きく分けて二つ。

・新盆と旧盆

・お供え物の意味

まずは新盆と旧盆について
恥ずかしながら愛知県にくるまで
お盆に新盆と旧盆があることを
知りませんでした。

なぜ、お盆には新盆と旧盆があるのか?
ご存じの方がiいらっしゃるかもしれませんが、
明治時代に行われた改暦が関係しております。

元々お盆は毎年7月15日に行われておりました。
しかし前述したように明治時代に行われた
改暦によって暦が30日遅れになりました。
よって旧暦の7月15日である8月15日に
行われるようになったのです。

ただ、お盆はやはり7月15日に行う方がよい
という考え方もあり
暦が新しくなった後も7月15日に行う地域が
あったことから旧盆(8月15日)と
新盆(7月15日)
の両方が存在しています。

他にも諸説ありますが私が調べた限りですと
この説が有力のようです。

さて、次にお盆のお供えものの意味です。

先んじてSNSで紹介したナスときゅうりを使った
"精霊馬(ナスときゅうりに割りばしで足をつけたもの)"
はご先祖様が乗られる大切な乗り物。

きゅうりは馬を表し、すこしでも早く
こちらに来ていただけるように
ナスはゆっくりとお帰りいただけるように
歩みがゆっくりな牛を表しています。

次に鬼灯(ほおずき)これは、ご先祖様が
帰ってくるときに足元を照らし、
また帰ってくる際の目印としての
意味合いがあります。

最後に素麺(そうめん)
子孫繁栄や幸せが細く長く続くように
また、ご先祖様がお帰りの際に
お土産を結ぶ紐として、
といった意味合いがあります。

お供えものの意味を知ると
どれもご先祖様を想う優しい気持ち
込められていることがわかりますね。

自粛期間が明けたとはいえ
なかなか遠出が避けられる今の状況だからこそ
今年のお盆はゆっくりとご先祖様へ
想いを馳せる時間にしてみるのは
いかがでしょうか。


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