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202401 あなたのおかげ

20240102
おもうことがたくさんあって、いいと思えない時間が流れる

20240105
インフルあけのしごと、ようやく味覚が戻ってくる/帰りの電車隣に立つ たぶん男女 のやりとりに心のどこかで辟易とする。公共の場だから、性を感じる行動だから、自分が手にしていない感覚だからか。


20240106
36の質問なるものを知って、早速パートナーとやってみる。録音した私の声が自分じゃないみたい。


20240108
濃い眉毛やうっすら顔の毛をそりながら、時間がたつのをはかる/大きなバウムクーヘンにホイップクリーム、フルーツの缶詰め、チョコスプレーとハートのチョコを飾って食べる。


20240109
落ちこんでるときに怒らせてさらに凹む、ぶつけた物音の加速。/今のままでいいのか。きのう作ったケーキ、口にあわないなら私が食べよう/ずいぶん前にもらったお香をたく。はじめてのお香はパレードみたいに儚く終わっちゃった。暗闇からみつける香りと光は記憶になる。


20240110
昨日のお香に感動していたらキャンドルを買ってきてくれた日。ミッフィーの口みたいな芯はぱちぱちと音をたてるらしい。/次はどこに行こうか、Googleマップにぽつぽつ点をうつ。


20240111
私たち、結婚と同等の制度があったら、どれだけ社会やお金から距離を置かれずにすむのだろうか。


20240113
目の上にほくろの赤ちゃんができる/2回目のよもぎ蒸し、熱いくらいの温かさが心地よくなってきた。身体の冷えと乾燥、ストレスがあることを目で確認できる。/黒いboboちゃん、名前は祖母のご近所さんだったすみちゃんと呼ばせてね/手がふと止まり無力感でいっぱいになる。一歩一歩が重い。


20240114
文学フリマ京都に行きたかった。ふらっと行けない経済力と時間が続くとしんどいね/父と母と待ち合わせて昼ご飯、お墓参りに行く。陽があったかくて風があって一日のなかでこういう時間をできるだけたくさんつくりたい


20240115
旅行に行きたい気持ちから臨時で働く/梅がおいしく食べられるようになった。大人になっても徐々に食べられるものが増えるのは本当だった。/ふとった気がする。


20240116
インスタグラムのフォロワーが400人を超える。時間をかけていることが伝わっていたら、やっていてよかった/生涯のパートナーとして、という記事に涙目、パッと、素直におめでたいという感情が出てきた。


20240117
やりたいことをやっとけば後悔はないという言葉、かさかさになっているアスファルトに適度な水分を与えた感じ。


20240118
夕方のお散歩をする犬を撫でる。仕事終わりに焚き火を見て撮る/いいなぁと思うことがいっぱい、やることに追われてこぼしていく


20240120
何も待たなくていいことを噛みしめる/ミルフィーユを切ることが難しいようにつらい。


20240122
なあなあになっていく日々/日中は処方箋をもらい、作業をしながらきくちゆみこさんと中村佑子さんの見逃し配信を聴いてメモをする。だめだな~とか自分自身まで漠然と大きな面で捉えがちで、そこに小さくいること、注意深くいるあり方をおっしゃっていたのが印象的だった。できるだけ、そうあれたらいいなと思った。


20240124
しんとした部屋で泣いて起きる


20240125
仕事とか遊びとか、誰かに迷惑になってしまって、まだ普通を取り戻せる心のとき、その足でブックオフに行く。いつも通りうだうだ眺めていたら、本の上に置かれた本を見つけて手にとる/整理される本、されない本/夜のコンクリートのわずかなきらめきと雲一つない空の星


20240126
きめつけて、そこから思考が動かない人


20240128
飲食店の看板が点滅している/トイレットペーパーをきらすタイミングが2回


20240129
私の顔に何かついているのか、体裁を見る人/物音にも敏感な日。わかって補えるようになれたのもあなたのおかげ。