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夫を最強のパートナーにする方法 ヒロコ・グレース著

①まずは妻が徹底的に自分を満たすこと
夫婦の幸せとは、妻が自分のことを徹底的に幸せにすることである。妻が幸せならば、夫はそれだけで幸せなもの。夫が一番幸せを感じている時は、妻が幸せを感じている時である。
不機嫌な妻を見ると、夫として一緒にいる価値があるのだろうか?っと考え始めてしまうのが夫である。
夫は、自分の幸せよりも、妻が幸せでいることに幸せを感じる生き物である。ならば、夫を変えるより妻が自分を幸せにする方が早いということになる。妻自身が、一人の人間としてやりたいことをやる。心の声を書き出す癖をつけると良い。夫は妻が本気であれば、応援してくれるものである。
妻として母としてではなく、自分の心の声を聞き自分の気持ちに心を向ける。自分の価値を知り、それを表現していくこと。
妻が自立していると家族全員がハッピーである。どういうことかというと、
人生を船に例え、家族がお互いに自分の船に乗ったまま、同じ方向を向いて進むことが幸せだと言いうこと。

②男性を正しく知れば夫の愛を正しく受け取れるようになること
男性という生き物とは、小さな枠を超えて見守る、保護するという大きなスケールで愛を示す。女性は日常の中で何かしてあげるという小さい枠で、愛を表現する。
夫のしてくれることは、全部拾っていくこと。夫婦関係が冷えてしまう原因は、無関心から。特に妻が夫に無関心でいることが多い。そして、夫婦や家族に当たり前は存在しない。自分だって、相手にしてあげた事に対してありがとう!っと感謝されると嬉しいはず。
まずは、夫がしてくれたことを認めてあげる。認めてあげる。ありがとうと伝えること。夫がしてくれたことを喜んだり認めたりできなければ、これは愛が捨てられている瞬間である。もったいない!気が付いて認めること。日頃から、ねぎらいの言葉をかけているか?決してほったらかしにしないこと。これをすることで、どんどん良い関係になってくる。
男性は、癒しだけでは飽きてしまう。刺激も必要。妻の仕事の話でもよし。興味のありそうな情報提供でも、刺激につながる。

③夫をやる気にさせる妻になること
夫の気持ちを勝手に決めつけないこと。夫を攻撃しないこと。
愛を育む会話が大事である。コミュニケーションは、信頼と絆を深めるものと心がける。相手は、コントロール出来ないけれど、自分はコントロールできる。自分からコミュニケーションのスタイルを変えていく事で、望んでいる関係は再構築できるものである。なぜなら、夫は意外に妻の気分や態度の変化に敏感に反応するから。
そして、夫婦であっても。夫婦だからこそ、余計な一言は言わず大切な一言を言うこと。夫には、話す隙を与えるだけで、夫も妻もくつろぎと解放を感じる。妻は、夫が弱った時の充電器のような存在になる。もし、夫に不満がある場合は、笑いで包んで伝えることを著者はしているようだ。
初心にかえり、彼のどういうところが好きと思えたか?思い返す。子育てのサイクル、夫婦のサイクルから、今をとらえる。

気付き
世の中、結婚から離婚に進むカップルが多すぎますが、この本から当然なのだと感じることが出来ました。夫婦とは、共に成長していく為の存在でありその流れが止まってしまったり、いかようにも良き答えが見つからない時に離婚となってしまうのではないか。夫婦のあり方を見直すきっかけになりました。結婚した頃を振り返り、今を改善していく機会となりました。夫婦間を見直すためのバランスの取れた良書だと思います。

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