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【海外フェス参加備忘録】Primavera Sound2022は最高だった!②

こんにちは。Marupiです。

前回の記事では、Primavera Soundへの道のりについて振り返りました。
今回は、参加初日に観たステージを中心に綴っていきたいと思います。

Primavera Sound2022参加備忘録

2022年のPrimavera Soundは、2週にわたって開催されていました。

Primavera Sound2022の出演アーティスト

この年は、6/2~6/4、6/9~6/11の2週にわたって開催されていました

私が参加したのは、2週目の3日間です。
因みに、一番楽しみにしていたMassivi Attackは出演キャンセルになってしまいました(泣)

日本から会場があるバルセロナへのアクセス方法は、前の記事をご参照ください。

この年は友達と3人での参加となりました。
宿泊先は、建築家ガウディの現在も未完成の聖家族教会、サグラダ・ファミリアから徒歩5分ほどの場所にあるアパートメントホテルです。

今も建築途中のサグラダ・ファミリア。メトロの出口を出たら目の前!

アパートメントホテルは、価格も比較的安価でキッチンも付いているので、近所のスーパーで食材を買ってきて試行錯誤しながら皆で調理することができたことが楽しかったです。

会場に到着し、セキュリティチェックをパスし、無事にリストバンドを受け取ると、写真でよく見るあの看板の前で、皆写真を撮影していました。
Primavera Soundに日本から参加する場合、リストバンドが郵送ではなく現地での引き換えとなるため、当日引き換えが完了するまでドキドキしました。

リストバンドを装着すると急に肩の荷が下りた気分に!

私が観たアーティスト~6/9 Thu~

ライブレポはあまり得意ではないので、短文で書いていきます。

18:50~19:40 Dry Cleaning @Binance

フローレンス・ショー呟きのようなVo.と、ニューウェーヴ色全開の演奏が溶け合って自然と体が動く!

Primavera Sound2022で私が一番に観たのは、4AD所属でロンドン出身の4人組バンド、Dry Cleaningでした。
このステージは、計15ステージある中の4番目に大きいステージで、Dry Cleaningは二番手であるにもかかわらず後方まで観客が沢山!
ヨーロッパ圏での人気の高さを感じました。

Binanceの後方は緩い坂になっていて、一番上にはドリンクブースが!坂の上方に座って飲むビールは美味しかったです。

そんなDry Cleaningの生演奏は、
サイケデリックかつ流れるように美しいベースラインと激情型のギターが、淡々と歌うフローレンス・ショーのVo.と相対的でありながらも気持ちよく溶け合い・・・自然と体が揺れていました。

19:45~20:35  Squid @Cupra

BinanceとCupraのステージ間は徒歩5分ほど。

一緒に参加した友人に連れられて観たSquid。
この後1年以上にわたってSquidにドはまりして、香港のClocken Flapまで追いかけることになるのですが、その話はまた後日に(笑)

Squidの楽曲は1曲あたりの時間が長いのですが、前衛的で、常に曲構成が変化し続けているので引き込まれてしまい、あっという間に時間が過ぎていきました。
メンバー同士アイコンタクトを交わし、セッションを繰り広げる様は本当に最高でした!

メインボーカルのOllie Judgeはドラム担当でもあります。
ラストに演奏した『Narrator』という曲では、荒れ狂うかのようなノイズの中、Ollieがドラムをぶっ叩きながら「I'll play my!!!!!!!!」と叫び続けていて、その姿に完全に心を持っていかれました(笑)

フードコートで一息

Squidの余韻が冷めやらぬまま、晩ご飯を食べるためにメインステージ側のフードコートへ向かいます。

ステージ間の道は海沿いなので風が心地よかったです(ただし夜は極寒!)

道中、猫たちがたむろしていました。

人慣れしているのか、まったりな gato españolたち

そして到着したのは、フードトラックがいくつか集まったエリア。

フードコートの中には自由に座れる机と椅子もありました。

どのお店も人気があるようで並んでいましたが、その中のフランクフルトのお店で「FRANKFURT"GUACA CHEESE"」をチョイス。

食べ物は大体4€~10€くらい

注文方法は日本と同じで、注文レーンで注文後、出来上がったら受け取るという流れです。
日本と違って、受け取りの際は名前で呼ばれるということが新鮮でした。注文時、店員さんに名前を聞かれるので、自分の名前を伝えましょう。

ソーセージが極太でボリューミーでした!水は協賛ブースで無料でいただきました。

この時点で時間は22時くらいだったのですが、外はまだ明るかったです。
スペインの夜は長い!

23:05~24:35 Gorillaz @Estrella Damm

Primavera Soundと、昨年参加したマドリードのMad Cool Festivalでも感じたことなのですが、スペインのフェスは夕方の時間帯は人が少なくて、夜の時間帯になると急に混み始めます。

この日も、23時05分からのGorillazが始まる少し前あたりから急に人の流れが増えてきて、気付けばステージには近づけない状態に!
Gorillaz楽しみにしていたのですが、すっかり出遅れました(笑)

この日のDamon Albarnはピンクのつなぎを着ていました!

1曲目は『M1 A1』!!
私のテンションも最高潮!!!・・・になる予定だったのですが、
あまりの人の多さとタバコの匂いにやられてすごすごと退散しました(泣)
海外でもGorillaz人気は圧倒的だなぁと実感。

Primavera Soundは禁煙ではないです。そして、スペインのフェスは喫煙率がかなり高いです。
私は持病の兼ね合いでタバコの煙がダメなので、慣れるまでに結構時間がかかりました^^;

23:25~00:35 Metronomy @Binance

というわけで、入り口近くのBinance Stageまで戻ってきました。
ちょうどMetronomyが演奏中だったのですが、大正解でした!

Binanceは坂になっているので、後ろから観てもステージ全体が見渡せます!

セットリストはヒット曲多めの選曲!
『The Look』では、周りのお客さんと一緒にシンガロングしたりと、すごく楽しかったです。

ライブが終了した後は、ステージ後方の芝生で一休み。

このエリアは何時に来ても人が少なくて、3日間通して私の落ち着ける休憩所になりました(笑)

途中で友達と合流して、乾杯!
ドリンクを買うと、過去のPrimavera Soundのラインナップとアートワークが印字されたカップがランダムでもらえました。これは嬉しい~。
帰り道、そこら中に捨てられているカップを拾って重ねて持ち帰っているコレクターも数名見かけました(笑)

友達と見せ合いっこすると「この年の出演者豪華だね~!」なんて、話が弾みました!

このカップは持ち帰って、今でも大事に飾っています。

そして、この後はこの日一番楽しみにしていたTyler,the Creatorです。

2:20~3:20 Tyler,the Creator @Estrella Damm

月をバックにした演出がかっこいい!

広大な山の景色をイメージした舞台演出なのか、タイラーが歌うステージは芝生の丘になっていて、火山から溶岩が噴き出すような演出や、木々が生い茂る演出などなど、ウェス・アンダーソンの映画に出てきそうな世界観でした。
自分の語彙力の限界を感じますが、とにかく引き込まれました(笑)

白い毛皮の帽子とイエローのパファーアウターを振り乱しながらステージ上を駆け回って歌うタイラー。
気迫満点のステージでした!

普段は23時には布団に入っているので、夜中の3時半まで起きていられたことにびっくりです。

帰り際、CupraでBicepのライブが盛り上がってました!

こんな感じで、Primavera Sound1日目は終了しました。
本当は4時40分からの2manydjsを観たかったのですが、睡魔と体力的に限界だったのでこの日はここまで。

地下鉄の始発が5時だったため、この日は友達とタクシー割り勘でホテルまで戻りました。

語彙力と文才が無いために、ライブの魅力を全く言語化できていないのが悔しいですが・・・(笑)
2日目と3日目の感想ものんびりと書いていきます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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