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同志社大学(文系)の配点から見る同志社合格のための戦略

こんにちは、まるおです。今回は同志社大学文系学部(国際系学部除く)に合格した私が感じた同志社合格のための戦略を書いて行こうと思います。


同志社文系の配点を見よう

まず、同志社大学文系学部(国際系除く)の配点は、英語200点・国語150点・選択科目(日本史・世界史・政治経済・数学から一つ)150点になります。
見ての通り英語の配点が最も高いですね。同志社を受験するにあたってまず英語が取れないと話になりません。英語が取れなかった場合国語と選択科目で挽回する必要がありますが、後述する通り国語で差はつきにくいし選択科目では点数調整が入るので超高得点は目指しにくいのでしっかりと英語は点を取っていく心意気で臨みましょう。

英語 ~合格者はみんな高得点~

よく言われるのは、同志社に合格するなら最低英語は8割取ろうという話です。つまり、200点中160点。2023年版の合格者平均を見てもほとんどが160点以上ですから、8割以上を目指すことは理にかなっていると思います。ちなみに私は2023年に法学部の全学日程を受けた際に英語で138点を取り、どうあがいても不合格だろうと思っていたのですが日本史の得点調整率の緩和や合格最低点の低下に助けられて法学部法学科に合格点+6点で滑り込みました。

国語 ~得点調整なしでも差は作りづらい~

国語は150点で、得点調整がないので取った点はそのまま合否に結びつきます。いずれの学部も国語の合格者平均点は115~120点台が多いのですが、不合格者も含めた全受験者平均点は105~115点ほど。英語に比べて合格者平均と全受験者平均の差はかなり小さく、国語はできて当たり前みたいな雰囲気があります。全員がそれなりの点数を取るので、他の受験者と差を作りづらいです。

選択科目 ~軽視したら落ちます~

日本史・世界史・政経・数学から一つ選択。ちなみに選択科目は事前申告制ではなく、試験開始後に問題を見てどの科目で受験するか選ぶことができます(試験開始30分後に使わない科目の解答用紙は回収)。国公立が本命で歴史と政治経済を両方やってる人なら便利かもしれません。

選択科目では得点調整が実施されます。というのは、例年社会系科目の受験者と数学受験者の間で点数の差が生じるため、社会系科目を受験した人は点数が元の8.5割前後に減らされるとともに数学受験者は得点に数点加算されるのです。私は日本史受験者でしたが、10~20点ほど引かれたと記憶しています。

合格者平均はどの科目も平均して105~110点前後。少し低めですが、社会系科目受験者は得点調整を考えると125~130点近く取っている計算になります。素点で8割以上取れないと、得点調整で大幅に引かれてしまうので注意が必要です。

結局全科目8割目指すほかない

以上、3科目の点数を見てきました。結局合格者平均としてはどの科目も8割を超える事がほとんどでした。同志社は関学や関大と違い京阪神などの国公立受験者が滑り止めに受けに来る事が多く、受験者のレベルも非常に高いですが、8割を目標に頑張りましょう。同志社の英語・国語・日本史の対策法や穴場学部については別記事で。

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