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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第23回 「宗教別あの世の入り方?」

妻は生前、若い時にはキリスト教にハマり、教会などにも通ってたガチ勢です。10代後半から30代くらいまでは敬虔なプロテスタントだったと思いますよ。
ただ、元々オカルト好きなとこがあってムーとか読むと、キリスト教で語られる内容と違う話も多いわけで。
「天使は宇宙人だった」とか「神は宇宙人だった」とかムーにはいつも書いてありますよね。
我が家も母がムーを定期購読してた時期もあり、その辺のネタはよく読んでました。
割と辻褄合わせがうまい説の時は「なるほど」と信じるわけではないですが説得力のある内容で楽しんでおりましたけど。
個人的に、僕はUMA系の話が好きなのでカッパ両生類説と、ネッシー軟体動物説の話は面白かったですね。
いや、ムーの話ではないんですが。
そういう教えに疑問を持って行った結果、キリスト教だけでは自分の疑問を解消できないと思って、スピリチュアルな方向に入ってきたのでした。

シャーリーマクレーンから始まり、我が家にはそんな本が結婚当時から100冊以上並んでおりましたよ。
僕はヘミシンク開始するまでは一切読んでなかったんですけどね。
死後のこととか「あと数十年して死んだらわかるやん」って感じでしたので。
この辺は僕の著書
「誰でもヘミシンク」
あたりを読んでいただけると、ヘミシンクを聞き始めた経緯などが詳しく書いてあります。
あとブログの最初の方とか。

妻はそれくらい、あの世、キリスト教系の内容に精通してる妻なので。
死後はそういう認識もできるかな、と思ってその辺を聞いてみることに。

「キリスト教であの世に行った人ってどういうとこ行くかわかる?」
「大体煉獄っぽいとこ行くと思う」
「どこそこ」
「死者が集まる場所ってとこかしら。そこで再び地上に生まれる人間とあの世に、地獄に、天国に導かれる人間が選別される形」
「誰かそれを捌く人おるん?」
「そう見えるだけみたい」
「そう見える?」
「死んだら天国行きたいじゃない」
「そうやろね」
「今回の私みたいにあの世、天国みたいなとこは皆行けるわけだから、地獄とか地上に生まれる人とか存在しないはずよ」
「それは個人的な意見で、実はそういう人たちが本当に移動してるのかもしれないやん」
「うーん、死後に天国に行く前に、イベントがあると思ってる人があの世に迎え入れられる時に、三途の川とか私が体験したみたいな「スッと」入ってきたら違和感感じない?」
「三途の川を渡ると思い込んでる人が、亡くなった後に見た景色が燃える火に包まれた煉獄だった、とかだったら違和感でて戻っていきそうやしね」
「戻っても体はないわよ」
「浮遊霊となってどこにも所属しないフリーランスになるだけでは」
「そういう状態にはならないように、その人が思う形で受け入れられるようになってると思う。さっき煉獄って言ったけどカトリックの場合はそうかなと思うけど同じキリスト教でもプロテスタントとか、そこから派生した他のものとかだと、そんなとこ行かないかもしれないし」
「宗教の考え方で入り口がいくつも感じ取れてしまうわけかいな。
でも、特定の宗教に入っててもすんなり来られる人もいるやろ?」
「そういう人は宗教に入っててもそれをガチガチに信じてる人じゃなくて私みたいに疑問を持ってるような人でしょ」
「まぁ仏教信じてても天国とか使う人も多いようなもんかね」
「もし、キリスト教のまま亡くなってたとしたらどうなったと思う?」
「私は、今と変わらないと思う。それやってる時も別のスピリチュアルな本とか買って読んでたから」
「なら、あくまで今話してるのは妻の予想であって体験ではないってことになるね」
「この間、東京で同じキリスト教会に通ってた人が亡くなった時に私も行ってきた」
「そんな仕事してるん」
「先に亡くなった方から誘われた形だけど、生きてる時だったらもう縁も何もないんだけど、なぜか死んでからの方が昔関わってた人と会う機会が多くなってて」
「それはどういう意味があるのかね?」
「生前連絡を取らなくなった人達とも、死後は出会えるからいいことじゃないの?」
「昔いじめてた同級生とかいじめられてた同級生とかが死んであら会う可能性とか知ってたら、いじめられた人はあの世行きたくなくなるが」
「その分長生きする理由になるかもしれないじゃない」
「長く生きてもせいぜい100年くらいやが。で、その場合どう思う?」
「いろんなわだかまりが取れた状態で会うなら、そう問題ないんじゃない?」
「昔嫌な経験させられた人と会ったりした?」
「ある」
「どうだった?」
「あ、死んでたんですね、生きてる時は酷い目に合わせられましたよ。みたいな」
「死後は生前感じてた恨みつらみは無くなるんかね?」
「無くなる人は無くなるのかも。もうその辺忘れてるような人だったから会うのが意外で、そっちの方がびっくりしたもの。
私とそう年齢変わらないのに知り合いが割といるのもびっくりね」
「50歳60歳くらいで癌で亡くなる人は割と多いという現実なのかね」
「なんか、話がだんだんずれてきてない?」
「あ、別の宗教であの世に入る場合、の話やってたのに。
じゃあ、一旦話戻して、その昔縁があった同じ教会に通ってた仲間の人のとこに行った話を聞かせてよ」

という感じで、次回に続きます。
ここはバラ園のガゼボのところでお茶飲みながら話してる感じですよ。

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