見出し画像

霊能者が語る 妻とのあの世日記 第153回 「人がいなくなる時の喪失感?」

「先日、我が子は夏休みも終わるので、大学のある土地へと戻っていったけど。2ヶ月ずーっとおるとなんか家ががらんとした感じになるね」
「下宿に入った時もそうだったでしょう」
「まぁねぇ、でもその時は夫婦で家にいたからそんなに違いは感じんかったけど、今は一人になると急にガラガラになった感じがあるね」
「家の中片付けたからよ」
「片付けたことで、ガラガラ感が増えるんかいな」
「私の霊体とかついてるのも全部片付けていくから」
「いわゆる、前の持ち主が持ってるものを廃棄していくと家の中に気配がなくなる的なことかね」
「そんな感じ」
「その辺だけど、たとえば妻と夫が家の中にいて。
その中の荷物が2トンあったとするやん」
「かなり荷物持ってる人って感じね」
「言っとくけど、家片付け始めて何回ゴミ捨て場を往復したことか。
そっちが溜め込んだものが大量にありすぎてまだ全部片付け終わってないがね」
「少しくらいは残してよ」
「いやでも残ってるが。
話に戻って、2トンとするじゃん。その中の1トンずつお互いのもので、霊体がしっかりついてるとする。
で、夫が亡くなってしまった場合、夫の体重が70kgとするやろ。
その場合、霊体はその1トンの夫の荷物に満遍なくくっついてる状態で、夫の霊体より質量は多くなるのかね?」
「何が言いたいの?」
「人が意識向けるとそこに霊体がくっつくやろ。大事にしてるほどにくっつくやん。そうなると、荷物1トンには1トン分の夫の霊体がついてるのではないかと思っただけで。
そうなると、夫の霊体より質量?が増えるので、その荷物があるところに夫の気配を強く感じてしまい、霊界に繋がりにくくなるとか、そんなのないの?」
「夫の質量が1トン以下だと思うならそうかも。でも、重量で測るもんではないから夫一人よりも質量は少ない計算になるんじゃないの?」
「霊体を測る基準がないから分かりにくいね」
「霊体1を1霊体という基準で考えてみましょう」
「何それ」
「人間が10霊体だとすると、物質につくのは0.00001霊体とかそんなとこよ」
「そうなると、100000霊体集まらないと1霊体にならないのか。そう考えると1トンあっても人間にははるかに及ばない霊体密度ってことか。
人間に向けた場合はどうなんだろね」
「その辺の石ころ以下の認識なら同じくらいの0.000001くらいで、仲良くなると0.1霊体とかで、親しい間柄、パートナーになると5霊体とかになるのかも」
「大体適当に言ってるやろ」
「適当じゃないと答えられないとこだから」
「となると、結婚したり子供が生まれると自分の霊体密度の半分くらいを相手にくっつけるから、喪失した時のがっかり感、喪失感が激しいってことか」
「そう思うと、強く気持ちを向けるものを失う悲しさ、とか分かりやすくない?」
「そんな、スカウターみたいに「あいつからつけられた霊体は0.002霊体だ、彼女からつけられたのより低いから扱いも適当でいい」とかそんな感じになってしまうが」
「適当な基準だから誰も真剣に考えないわよ」
「1霊体で人に向けるエネルギーを計れると面白そうやがね」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?