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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第180回 「犬のあの世は? その5」

最近は犬のあの世の話について、書いております。
動物はその動物種によって区切られた「集合無意識」があるようで、それは交雑可能かどうかで線引きがされてるような感じです。
つまり、犬の場合はチワワとボルゾイでも子供はできますが、猫と犬は無理ですね。
鳥ではスズメとニュウナイスズメは別種なので交雑はできません。
見た目で区別つく人はマニアしかおりませんけど、あの世では区別されてます。

犬は多種多様でありつつも同じ集合無意識を共有して人間との関わりも多いので、人間のあの世的な作りを持っているという話が前回までの内容。
犬の集合無意識に行って目当ての犬と遭遇することも可能ですが、ペットとして可愛がられてたのであれば、人間と同じような霊的世界が繋がっているので「呼べばくる」状態に待機しれる状況になります。
ペットが特別な部分はこの「人間と同じような個体のあの世世界」を持ってるところで、ここが興味深いとこですね。
あまりマニアックな話しても飽きられそうなのでライトな方向の話で。

とりあえず、ペットにはペットの「生きてるときにしたかったことを叶えてる世界」が存在してるので、そこに案内してもらいます。
我が家で犬というと実家に飼われてたコテツという雑種がいたのですが、中学高校大学と、僕が実家にいる間は散歩したり遊んだりと仲良くしてましたよ。
頭がいい方とは言えないとこもありますが、アホではないので犬としては並の知能という感じでしたね。雷を異常に恐れるので、一度は首輪を脱走して家に飛び込んできてましたけど。花火と雷のなる時は玄関に保護したりと、そういう感じの思い出はありますね。
結婚して家を出てからはほぼ会うこともなく寿命で息を引き取りましたが。
幼少期の思い入れのある子、とか一緒にいた時間で大事な思い出がある、とか言われると「そこまでの濃厚な思い出はないけど」当たり前すぎて特別感はない実家にいた犬という感じ。
今、家で猫が一時期20匹以上いた頃もありましたが、それらも可愛がってますがそういうのと同じ感覚ですかね。
人生の支えになってくれた思い出の子、とかそういうのある人もいますが動物はどれでも人生の支えになってくれるので全部同じくらい思い出がある犬猫になりますか。

というくらいのコテツとの関わりでしたが、果たして世界観はどういうとこなのか。
ゲルマン系男子のコテツガイドに連れられてその場所へと案内されます。

目に入ってきたのは実家の近くの風景。
10年以上前の、まだ水害とか会う前の雰囲気ですかね。
今は北側自動車専用道路とか視界に入るようになってますが、昔は桜並木があったり、もっと道が狭かったり、散歩する途中で稲刈り後の田んぼで走り回ってもらったりしてた中学生くらいの記憶にある風景です。

犬にとっては実家が全て、散歩してた範囲が全てになるのでしょうね。
コテツの様子を見にいくと、いつも繋がれていた庭先ではなく、家の玄関の入り口に居りまして。
そこにふわふわの敷物が置かれその上に寝てます。
首輪はつけてても鎖はついてない状態。

首輪は気にならないのか。
と思いましたが人間でいうなら全裸であの世で過ごしてないのと同じような感じで、自分のアイデンティティになってる場合はそのままついていくんでしょうね。
なのでお気に入りの服などを着てた小型犬とかいたらそのままの姿で出てくる可能性もありますし。本人が「自分の一部」と感じてない場合は全裸?で出てくることになりそうな気も。
今は取り壊されて、別の人の土地になっている実家ですが当時の新築の時の雰囲気がありますが、なんとなく家の周りの風景は違うところもあります。

隣の家とかが壁のようになってて、道路とか田んぼとか庭とか走り回れるところに障害物がなくなり、塀で区切られ当時移動不可だったところは曖昧な壁のような雑なテクスチャが貼られているゲームみたいな感じになってます。
犬の視点、認識だとこんなもんか。
と思い、家の中に入ってみると、玄関から先には上がれない感じ。
透明な壁のようなものがあるので、生前行ったことのないところ、いくことを許可されてないところは基本的にあの世でも行きたいと思ってないようです。
人間だったら、あの先に行ってみたいが、と思うのに犬だとそれがないのか?

と思いましたが、これも人間と一緒に家の中で過ごしてる犬と、ほとんど外で過ごしてる犬によって違うのかもしれませんが。
コテツの場合は、自分が行動できた範囲を世界として認識してる、というのがざっくり感じられたところです。
その中で最高の場所を作りそこに滞在してる感じで。
コテツの餌は母親が肉を煮たりと自家製だったのですけど、その餌が置かれているのが気になるところ。

「まだ母親は現世で元気なのだが、誰がこれ作ってるん?」
とガイドに聞くと
「ヘルバーが人間にいるように、ペットにもヘルパーがついて臨むように相手をしてくれてるから問題なし」
と言ってきます。
が、そのヘルパーはどっからきてるのか?ガイドじゃないのか?

と聞くと
「ペットの場合は飼い主と共有してるわけだから、飼い主の高次意識がヘルパーとしてやってくる。
飼い主が生きててもそこは問題ないし」
ということで、あの世のペットは飼い主の人達のあの世の意識、魂の別の姿がちゃんとお世話してるようなのでご安心を。



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