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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第175回 「犬のあの世の世界はあるのか?」

「猫については以前聞いたこともあるけど、犬についてもさらっとだけ話をしてたかね?」
「犬は私飼ったことないし」
「誰か知った人経由で見ることはできんのかね」
「実家のラブのことでもみたらいいかもしれないけど、ほとんど縁は薄いから」
「ラブラドールのあの世の世界かね。でもたまに会うくらいだと一緒に行動できるほどではない?」
「できなくはないけど、あんまり一緒には行動してくれないかも。
会うくらいはしてくれると思うけど」
「結局、自分の家で可愛がってて、強い繋がりがないと難しいわけか。そうなると犬の真なるあの世を見るには犬飼ってた記憶がないと難しいってことかね」
「真なるほどではないけど、犬に対しての記憶が表面上の人なら表面上だけしか見えないんじゃない?」
「結局この世で認識してた関係、以上にはなれんってことかいな。
そうなると、野生動物たちとあの世で仲良くなって少年ケニア状態になりたい、とか思っても難しいと」
「少年ケニアって、大蛇とかゾウとかでしょ」
「マサイ族の人と白人少女も出てくるが」
「生きてるうちに蛇とか象とかマサイ族とかにあってるなら可能かも」
「あの世では万物のあらゆる人と出会えるんじゃないの?」
「あの世にも段階があるから、今の生きてる意識の状態だと難しいかも」
「TVとかで知らない国の人の情報を得てると、あの世でも会えるのでは?」
「会えないことはないけど、表面上の世界なのは同じよね」
「花の都パリ、芸術の都、とか思ってる人は死後の世界でパリに行ってもそういう風に見えるってことかね。
実際は行った人が鬱になって戻ってくる話なども聞くよな世界でも」
「そうね」
「で、犬の世界に行くには犬の経験が必要と。猫は猫の星があるけど、犬は犬の星でもあるかね?」
「犬の星かどうかわからないけど、一緒に行ってみたらいいじゃない」
「誰と?」
「昔犬飼ってたでしょ」
「そう言っても、実家にいる間だけ相手してただけ、って感じになるけどね。散歩させたり可愛がってはいたけど」
「それで十分、私みたいに飼ったことない人間より縁が強いじゃない」
「雑種の、名前はコテツでアホでも利口でもなく、普通に「犬」って感じだったね」
「ちょうどいい平均的な犬っぽくていいんじゃないの」
「じゃあ、コテツでも読んで案内してもらうか。
以前、猫のイラストを描いて売り歩いてるひとが。猫はどんな種類のを描いても猫好きは買ってくれるけど、犬好きは犬種で分けて書かないと買ってくれないので猫の方が売りやすい、みたいな話してたやん」
「してたわね。家にもその人の猫のイラストあるでしょ」
「今でも飾ってあるけど、人間の認識が「猫」と犬では違う場合は、猫の星は猫単一だけど犬の星は犬種別に分かれてるとかあって面倒そうな気がしないでもないね」
「実際行ってきたらいいじゃない」
「妻はどうこうしないので?」
「そこまで興味ないわ」

ということで、次回本格的に犬のあの世探索となりそうです。

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