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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第92 回 「妻からのお知らせ?」

「明後日の入学式に参加するために、明日朝から飛行機で飛んで行くけど、乗り換え時間が30分くらいしかないんだよね」
「うまく行くといいわね。少しくらい走った方がいい運動になるわよ」
「走りたくはないね。とりあえず、余裕のある運行ができるようになんか手助けしておいてよ」
「そこまでの力はないわ」
「運転手がうまく風の流れに乗るようにとか、管制官がうっかり着陸するところを近くにしてしまうとか」
「それ事故じゃない」
「疲れるのは嫌だがね。
で、明日から移動するけどなんか注意すべきことはあるかね?9日に移動して10日に入学式、11日は朝から帰ってくるけど」
「東京なら、頑張れば日帰りできた可能性はあったわね」
「地方都市なら仕方ないが、というか日帰りは流石に難しいがね」
「今回はそこで会う人から、面白い話というか今後役立つ話聞けるから楽しみにしておくといいわ」
「どんな話?不労所得が手に入るとかそういうの?」
「詐欺とかにハマるわよ。そんな都合のいいのじゃなくて、あなたの今後に関することよ」
「いい話ならいいけど、注意すべき話なんかね?」
「いい話になるかしら」
「その話してくれる人とちゃんと出会うん?」
「そうなるから、普通にしてたらいいわ」
「道を歩いてた老人を手助けしたら遺産が来るとかそうわかりやすいのではない?」
「普通ならわかりにくいかも」
「だったら気づかんやん」
「だから、わざわざそういう話があるって教えてるでしょう」
「結果的に仕事が楽になるのかね?」
「どう繋がってそんなこと考えるのかわからないわね」
「今後いい話っていうことなら仕事が楽になるとか生活が楽になるとか、では?」
「あなたの人生が充実する方向よ」
「それは、貧乏暇なし状態になるんかね」
「あなたの考え方次第よ」
「詳しくは教えてくれんの?」
「それを自分で気づくのが意味があるんじゃない」
「そういうもんかね」
「そういうものよ」

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