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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第149回 「現実が忙しいとあの世が疎かに」

妻「最近話に来ないわね」
「我が子が帰ってくると忙しくて、それどころではなくなりますが。
死んだ人は現実世界では役に立たんし」
「そんなこと言ってると助けてあげないわ」
「現金持ってきてくれたり、仕事持ってきてくれたりしないじゃん」
「それは生きてる人間が頑張らないと」
「まぁ猫の病気とか子供の世話とか、アーマード・コア6とか、忙しいとこやがね」
「ゲームなんかやってるからよ」
「生きてるうちしかできないんだから、今のうち、楽しめるうちにやっておかないと。いつ自分の手と目がゲームに対応できなくなるかわからんのだし」
「死んだ後もできるわよ」
「そこがどうなん、って思うんやけどね。
時間の制限があるからゲームは楽しみがあると思うんだよね。今日クリアできなかったから、寝る前に明日の戦いのイメージをしながら翌日に備えるとか日を跨いでワクワク感を感じるとか、死んだ後ないじゃん」
「私はやらないからわからないわ」
「死んだ後のゲームって、エルデンリングのオンライン対戦とか死んだ人同士でやるのかね?それとも霊界通信的にインターネットに入り込んで生きてる人とやるのかね?」
「前にも話したけど、生きてる人間の方に死んだ人間が介入するのは時間と場所の設定ができないかrあ難しいわ。そっちから呼んだら可能かもしれないけど」
「でも、妻に「アーマードコアの対戦よろしく」とか言っても来ないやろ」
「なんでゲームしないといけないの。バラ育てた方が楽しいわ」
「本人が乗り気ではない場合は、いくらこっちから声掛けしてもあの世から来ないってことやろ」
「あなただって忙しいとこっちで話すことしないじゃない。それと同じよ」
「あの世もそこそこ忙しいから、時間ある時じゃないと手伝えないって感じかね」
「時間はあるけど、あなたの手伝いが必要かどうかを見極めて手出ししてるのよ」
「必要かどうかの基準は誰が決めるん?」
「あなたのガイドとかいるけど私が見て判断する」
「主観やん」
「大体私が何もしなくても、勝手に上手いことなるようになってるんだから。ちょっと手助けとか、ちょっと気づきとかちょっと導きとかその程度よ」
「以前二人で白頭鷲を家の中で捕まえる夢を見た時に「これは金が来るか!」と思ったけど保険の解約してお金が少し戻ってきた程度以外に何もないがね」
「すぐすぐ結果が出ると思わないことよ、そこから流れができるかもしれないし」
「教えてはくれんのかね?」
「自分でわかるでしょ」
「その辺、なんかこう、お告げみたいなのが欲しいとみんな思うよね」
「みんな思うけどそれが現実的におこんないんだから、夢みたいなことは考えないでやることやってればいいのよ」
「夢みたいなことかいな」
「いつも呼ばれたら答えてるのに、それに気づかないじゃない」
「その辺が、ガイドも死んだ人も、サインが希薄というか朧げというか、解釈する人間のスキル、経験値が求められるというか」
「あなただって、人間と会話するのに生まれてから何年もかかってるじゃない。
死んだ人間と会話するならそれくらいみておかないと」
「霊界通信はフロムゲーみたいに何度も挑戦してコツを掴まないと行かんってことかいね。
僕の場合は会話してる相手の性格で教えてくれないことが多いと思うんやが」
「だって、自分で大体わかってるじゃない。あとは自信よ」
「自信ねぇ」


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