『マルクス解体』メモ2

今日は、「はじめに」を終えて、第一部第一章の導入部分まで。
謎は深まるかと思いきや、解像度粗々の極みの理解度で、なんとなく言わんとしていることが分かった気がする夜。
あと、cotenラジオのマルクス・エンゲルスの回も少し聴いたので、それも少し触れる。

メモ2(p.12~25)

[はじめに]の続き(p.12~p.19)
・どうやらマルクスは環境のことも研究してたらしい。
・物質代謝の亀裂・・・物質代謝がわからんのでそこに亀裂が入っていたとしてもわからんが、どうやら大事なキーワードっぽい。
・この辺からは、「この本のここでこんなこと書いてるよ」の紹介。
・キーワードらしきもの・・・物質代謝論、物質代謝の亀裂、一元論、二元論、プロメテウス主義、地球構築主義、脱成長コミュニズム、周縁化、ソ連正統派マルクス主義、西欧マルクス主義、などなど。(○○主義多すぎる・・・)

[第一部第一章 導入](p.23~p.25)
・マルクスの思想は「プロメテウス主義」と非難されてきたけど、どうやら違うらしい。
・ソ連で環境問題があったとして、資本主義はそれ以上に地球破壊するレベル。市場に委ねても解決するどころか悪化させてる。
・物質代謝の亀裂とか転嫁とかわからんけど、とりあえず当時は正しく理解されてなかったらしい。

COTENラジオ マルクス・エンゲルス【29-1~4】

・マルクスは全方位と喧嘩してたけど、エンゲルスはずっと味方してサポートしてくれてた。(稀有な人。。。)
・フランス革命は人民からの改革、マルクスが生まれたプロイセンは上からの改革だけどフランスみたいにならなかったので、「どうすれば変われるのか」みたいな議論が行われていた。
・「世界は人の認識次第だろ」vs.「その認識は生活に根差してるだろ」論争。マルクスは後者。

今日のまとめ

「はじめに」は、この本の紹介だった。今は理解できなくとも、本文を読めばわかってくるはず。そして、ぎゅっとまとまって書かれてるから、本文ではもっとわかりやすく書かれてるはず。
批判されていたものが、時代を経て異なる観点から評価される。安易に「評価」するのは危ない。
カントとかほど難しい謎の言葉が出てくるわけではなさそうだけど、言葉を正確につかみながら読まないと迷子になりそう。
マルクスは芸術も好きだったらしい。

今日も短いながら読めた。いつまで続くかな。

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