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まずはじめに:靴って自分で作れるんです

靴ってすぐに出来たものを近所のスーパーとかABCマートで買ってきて育ってきた方が大半だと思うので、作るという発想がそもそも無いと思いますが別に工場の複雑な機械とか無くても必要な工具があれば手製で作れます。

この記事の写真にある黒いスニーカーも学生の時に靴教室に通って作ったものです。

気になる方は新海誠監督の言の葉の庭を観たり、靴教室とか検索してみてください。やろうと思えばできます。

このnoteアカウントでは靴好きのぼくが新たに靴を作っていく過程を投稿して、靴作りの世界とは無縁だった人達がかすかに靴に興味を持ってもらえたらなと思って初めてみました。

この記事が初投稿になりますが、ぼくが靴を好きになったキッカケや今までやってきたことを紹介しようと思います。

まず靴好きと言ってもぼくは靴の収集好きとかウンチク好きではなく、クリエイターサイドの靴好きです。

三度の飯より靴。というほどの靴バカではありません。

むしろ靴の優先順位は漫画とかゲームとか音楽とか人生のその他のことに比べれば、むしろ低かったと言えるでしょう。

しかし、細々とながら中学校の頃からずっと靴は好きで、ちょくちょく努力を続けながら28歳になった今でも靴に時間は割いています。燃えるような恋と言うよりはユリアを見守るトキの想いに近いと思います。


自己紹介と経緯

中学校の時にサッカー部に入りました。

友達とはじめてスパイクを買いに行った時に、そこで初めてスパイクを見てなんてカッコいいのだろうと子供ながらに感動しました。

そこからどんどんスパイクにのめり込んでいき、将来はスパイクの開発をする仕事につこうと思うようになりました。

とりあえず日本のメーカーで言ったらミズノが有名だから、ミズノのホームページからスパイクの開発者になるには何を勉強したらいいですか?と中学生の時に問い合わせました。

そして今思えば親切にもミズノの方は無知な中学生に返信をしてくれて、材料力学を学ぶと役に立ちますよと教えてくれました。

それから大学に入るとしたら工学部に入って材料力学をとりあえず学ぼうと決めて、工学部が有名な東北大学を受験。一浪したものの無事入学できて、スポーツメーカーと共同研究をしている研究室に入ってバイオメカニクスを結局学ぶことにしました(結局材料力学じゃない)。

在学中にはオランダに留学して、そこで意外にも3Dプリントが盛んで授業などもたくさんあり受講しました。

ちょうどそのころadidasから3Dプリントで作ったスニーカーなんかも出たりして、そこから3Dプリントと靴が面白いなと思うようになりました。

帰国後は、足を3Dスキャンしたデータを基にオーダーメードシューズを作っている会社でインターンをしたり。オランダに戻ってセンサー計測で得られた歩行データを基に3Dプリントしたミッドソールを搭載したスニーカーを作っている会社でインターンをしたり。

こんな感じで3Dプリントと靴の可能性を探求しながら学生生活を終え、晴れてミズノに就職してスパイク開発をしている、のではなく他スポーツメーカーに就職して靴とは全く関係の無い開発を行っているのが現状です。笑

今は趣味の時間を使って靴作りを行っていて、3Dプリントを活用しながら今までなかったような新しい靴を作ろうとしています。

最後に

初投稿はこんな感じになりますが、これから靴作りについて書いていきます〜

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