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字が上手くなりたい

さて、本日は〝文字〟について、ちょっとご紹介も兼ねて綴って行きたいと思います。

私は資格の勉強をしていた頃に付いた癖で、字が汚くなってしまったのが少しショックでした。もともと特別綺麗に書けるわけではないですが、明らかに読みづらかったり、ノートに書いてみても見返す気にならないような字は書いていて楽しくないです。
万年筆を持ち始めてからは特に、「字が上手くなりたい」と考えるようになり、まずは小説写経を始めました。

谷崎潤一郎『異端者の悲しみ』 小説写経

家にある本の中から一冊選んで、それをひたすらノートに万年筆で書き写していくだけで。まず〝手で書く〟ということに慣れるようたくさん書きました。
これもマインドフルネスになるので、今でも続けています。
心なしか、字が落ち着いた気がします。

もちろん書き写すノートも大事です。ノートはいろんなものに惹かれがちですが、中でもお気に入りのLIFE NOBLE NOTEを選びました。

しかし最近はお手本が欲しいなと思いはじめ、なぞって楽しめる練習帳はないか探していました。
そして出会ったのがこちら。

九ポ堂『ガラスペンでなぞる ツキアカリ商店街』

前に見かけてから気になりっぱなしの九ポ堂さん。心躍る文房具などがたくさんあって、店の一角に置かれているのを見ると舞い上がって買いに行ったりしております。
こちらは「ガラスペンでなぞる」とありますが、本の中にはガラスペン以外の筆記具でもお楽しみいただけますと書かれています。

なにより中身がとてもかわいい。空想の街を夜に巡るような、ワクワクするイラストと文で見るだけでも楽しめます。
文字をなぞる以外にもイラストは塗り絵として楽しめるので、やはりマインドフルネスにもぴったりです。綺麗な字をなぞりながら、自分の字もそれに近づけていけたら良いなと、手帳タイムと共に楽しむ時間を最近は作っています。

インクとペンはその日によって

本日書いたのは、ツキアカリ商店街に佇む甘味処「三日月亭」。
使ったのは以下の道具です。

  • ペン…SAILOR「hocoro」(F・M)

  • インク…大正ハイカラインキ「ブリリアントミント」、SAILOR「蒼天」

練習帳なら持て余しているインクも使用でき、つけペンも活躍するので、これからどんどん活用していきたいです。

トラベラーズノートも見返すノートとなるために、字は綺麗に、見ていてスッキリするように書いていきたいと思います。

ツキアカリ商店街のなぞり練習については、今後も完成写真をUPしていけたらと思います。

それではまた。

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