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衣替え

一週間で、夏から秋に変化しました。衣替えの季節です。
衣替えは面倒だけど、好きな家事で他の日常の家事を放置して今日行いました。
自分のものと主人の服は、首周りの伸びと来年着用している自分を想像できるかでサクサク事務的に進めていきます。
綿が多い衣類は、ウエスにしたり、油を処理するように保存しておき、残りはリサイクルへ。

そして子供の衣替えに手を付けて、手が止まりだします。
2人の子供の服はちょうどサイズが変わる年で、すべて処分していいのですが、簡単に処分はできません。

この服、かっこいいのになぁ。ハチが好きな色が黒って図鑑で読んでから1回も着てないな。

一緒にロケット観に行ったときに2サイズ大き目で買ったTシャツ、もうサイズアウトか。もう3年も経ってしまったんか。早いなぁ。大きくなったなぁ。

ひとつ、ひとつの服との思い出をじっくり噛みしめます。

最後に、幼稚園の夏物をしまおうとした時、もう来年袖を通す子はいないんだと気づき、寂しさが押し寄せてきました。

過去のその時は、大変さやつらさもたくさんあったのに、終わりが見えてくると愛おしい時間になってしまい執着してしまうのは何故なのか。

「今」過ごしている時間も、また未来の私が執着してしまう愛おしい時間なんだろうな

だったら、なるべく「今」を味わい尽くしたいな

そんなことを考えながら処分する気持ちにはなれず、幼稚園の夏物はそのままにして、衣替えはお終いです。

少し時間をおいて納得したら処分できる日が来ます。
それまでは、無理せずに。

引っ張り出しては、思い出を嚙みしめてまたそっとしまおうと思います。


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