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ドラッカー365の金言(2/22_ばらまき国家)

こんばんは。
結構気合を入れて書いた2月22日の記事を保存せず閉じてしまったようで意気消沈しながら手抜き更新している円@珈琲読書です。

2月22日のテーマは「ばらまき国家」です。

1.2月22日の金言

政府が市民社会の主となりその形態を定めはじめた。

(「ドラッカー365の金言」P.58)

2.考察

本日の言葉の出典は、「ポスト資本主義社会」(1993年)です。

ドラッカー博士は、「ばらまき国家は自由社会の基礎を侵食する」とも述べています。

その理由は、「国民の代表たる者が、票を買うために特定の利益集団を豊かにし、国民を丸裸にする」からです。

既得権益者、特に、衰退産業、あるいは、補助金がないとやっていけいないようなゾンビ産業は、未来を生きる者にとって重荷になっていないでしょうか。

スタートアップなど立ち上げのイニシャルコストを補助金で応援し、軌道に乗せるような投資であれば理解できますが、改善も改革もしない産業のランニングコストを補助金で延命するのはどうかと個人的には思います。

そういった人たちからの方が一定の票を確保できるのはわかりますが、それでこの国の未来はあるのでしょうか。

未来をつくる行動をしたいものですね。

3.今日のACTION POINT

あなたの住んでいる市の財政均衡を要求する住民投票案を起草してください。
そのために市の歳入と歳出を調べてみてください。

(同上)
  • 調べてみると私の住んでいる市では、約3割が自主財源。あとは、地方交付税、国庫支出金等でした。

  • よくある田舎の地方都市という感じですが、一応、一般会計は収支均衡。

  • 病院や水道などの企業会計は赤字。

  • 特別会計は、国等からの収入で均衡ということのようです。

  • バランスシート(最新が令和元年度版で遅い)を見ると自己資本比率は思ったほど悪くはないようでした。

  • 自分の住んでいる市と県と国の財政状況ぐらいは、意識してみるようにしてみようと思います。


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