見出し画像

必要とされるかじゃなくて、自分にとってどうなのか

今日話をしていたら、ふと
会社の先輩が辞めた時のことを思い出しました。

気立てがよくて
仕事がとてもできる素敵な女性で
本当に大好きでした。

ご結婚されて辞める時に
私はしばらく職場が
パニックなるんじゃないかと思ったんです。

何故かというと先輩は
レベルが高い仕事を1人で
大量にさばいていたから。

だけど、パニックは起こりませんでした。
会社は1人いなくなっても
ちゃんとまわるようになっている
それが「会社」なんだと。

若手の私は必死で
生活より仕事を
優先させる過ごし方をしていたので
“えっじゃあ私絶対いらないじゃん”と
愕然として
その後しばらく虚無になりました。

多分、職場で必要とされる人間になりたいと
そういう思いで
頑張っていたんだと思います。
そんなのないんだというのを目の当たりにして
打ち砕かれた感じがしました。

だけど、
そういう必要とするかどうかを人に委ねると
本当に見えないものを掴むようなもので
満たされることなんて
ずっと無かったんだろうな、とも
今は思います。

そんな気張らずに
自分の生活として
坦々としていれば
それでよかったのかもなぁと。

なんだか昔のことを思い出した一日でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?