見出し画像

マネタイズ② 稼ぐポイントを設定する

おはようございます☀️
今日はマネタイズをズラす為に大切な考え方について。


■マネタイズで必要なこと
マネタイズとはどこで、どうやって収益化させるか?でどこで収益化させるか?ってこと。
収益化のポイントを決めた上で、一番収益が大きいという見込みが高い事業に時間と労力を集中させることが大切。

その為には「どうやって稼ぐか?」より「どこで稼ぐか?」ってことをあらかじめ設定しておくとやるべきこと、やらなくてもいいことがはっきりする。

一般的にはどこで稼ぐかはあまり考えない。
どうやって利益を稼ぐか?を日々考える。
勿論それは悪いことではないし、当たり前のことだけど、どうやって稼ぐか?=手段
で、手段はコピーされやすいし、競合が多くなる。

例えば、
タピオカが流行っている。
原価も低くて儲かるからタピオカ屋をやる。

日本でマスクが足りない。
どこでもいいから調達して日本で販売する。

など。

どうやって稼ぐか?というのは他にも色々あると思うけど、冷静に考えれば儲かる仕事は情報さえ知ったら多くの人が参入するってこと。

当然稼ぐ手段は先行者利益はある。
いち早く動いた人は流行や社会情勢で一時的な需要過多の状況であれば儲かる。
ただ、時間の経過とともに「儲かっている手段」は多くの同業者を生み、供給過多の状況になりあっという間に売上は急降下。

今のタピオカ屋やマスクがまさに分かりやすいね。

■世の中で出回っている稼ぎ方
当たり前だけど、誰もが楽して儲けたいと思う。
そうなると、ついつい儲かるよって話に乗っかりたくなる気持ちはわからないでもない。

でも実際は、儲かるよって一般的に浸透していることは、ほぼ間違いなくプレイヤーが多すぎてレッドオーシャンになっている。

ビットコインやブログ、YouTubeで稼ぐって、今からやる人に関しては絶望的。
既に何年も前からやっている人と同じ土俵で勝てるか?ってことを考えればわかること。
勿論すごい努力して、レッドオーシャンの中で生き抜く覚悟があるならそれでもいいけど、成功確率は低いと自覚しなければいけない。

どうやって稼ぐか?の手段で利益を出すなら、とにかく色々なところにアンテナを張って、需要が生まれそうなところをいち早く情報をキャッチして行動に移せる柔軟性を持っている人しか出来ない。

少し例えとしては悪いかもだけど、
お金持ちがお金持ちである理由は、単純に儲かる情報がいち早く共有され、利権を早い段階で握るから。
利権さえ握っていればある一定規模までなったら売ればいい。
そうすると莫大な利益が生まれ、また新たな投資に回す。

これは不公平ではあるけど、お金持ちには良くも悪くも情報が早く収集できる。

お金持ちはあらかじめ稼ぎ方の手段を知っているから、あとはその情報を拡散させ市場をコントロールすることで市場規模を大きくする。
当然一番儲かるのは情報の根本にいるお金持ち。

どうやって稼ぐか?っていう手段を作ることは大切だけど誰か?やネットで出回っている稼ぎ方に踊らされると一生稼ぐことはできないと思う。

結構残酷だけどこれが現実。。。

わかりやすい例だとYouTuberが増えれば増えるほどGoogleの儲けと力が増すってことwww

■稼ぐ場所を決める
圧倒的な強者の前では弱者である自分達はまともに戦えない。
それであれば、強者が作ったプラットフォームを活用し収益を最大化させるほうがいい。

その時に考えなくてはいけないこと。

今、稼ぐか?あとで回収するか?

今、稼ぐことは目の前の日銭。
あとで回収するとは、規模が大きくなった瞬間に利益が生まれること。

今、稼ぐことは目の前の1を取ること。
あとで回収することは未来の10を狙うこと。

あとで回収することは時間が必要でまさにこんな図になる。

ただ、時間をかけて育てることの最大のメリットはかけた時間分の知識と経験を持っているから先行者利益が多くあること。

利益回収曲線は成長曲線と非常に似ている。
常に現実とのギャップとの戦い。
これは経験しないとわからないけど、利益も成長もある一定の所を超えると急激に上がるってこと。

■マネタライズをズラす
あとで回収するとはマネタライズをズラすとも言われる。
この手法はすぐに成果は出ないかわりに、成果が出始めたら収益が非常に大きい。

マネタライズをズラすことでよく使われること
①ブランドにする
②目先の利益は捨てる

自分の仕事で例えるなら、
ある事業を考えた時、関わるメンバー、流通経路、製品の全てが揃っていた場合、今は知名度はないけど、ゆっくり育てて市場認知度をあげれば多くの需要に対応できる強みがあると判断できたら、目の前の利益は捨てる。

市場規模や知名度が小さい中で最初から通常利益をとってしまったら、コストだけ上がり、そもそも市場拡大には ならない。
でも、時間をかけてお客さんの信用を獲得できる商品であれば、評判が評判を呼び市場規模が拡大していけば当然調達コストは大きく下がり利益が多く出ると言うこと。

1年目 1,000万分の製品を調達するなら通常なら最低でも200万利益は欲しい。
でも数年は投資と考え、売れる値段になるように利益は極端に10万位でいい。

この投資が数年続いたとしても、5年後10億分の製品調達までの規模になったら、その時の利益は当然多くなる。
あっという間に数年分の利益は回収できる。

このあとで回収することは、全て成功するわけではないから、どこかで我慢ができなくなって事業がなくなることだってある。
その為に、日銭を稼ぐ。

あとで回収する事業ばかりでは企業は持たないし、日銭仕事だけだと不安定な経営しかできない。
2つの手段を明確にわけバランスを持って進むしかない。

そしてあとで回収するということは、やったことがある人しかこのメリットはわからない。
経験したことがある人と、経験がない人で我慢できるポイントが大きく変わる。

まずは、小さくても意識的にマネタイズをズラすことをやってみる。
少しづつ。

あとは自信があるビジネスを作るか?見つけるか?だね。

その時の考える基準は、
プロダクトを売るのではなく、価値を生むことができるビジネスか?どうか?ってこと。

バリュミューダもバーミュキュラもエアーカオルも小さい企業が自分達の圧倒的な技術を武器に新たな価値を生み出して爆発的に伸びた!
小さいから出来ないではない。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?