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女性の買い物が長い理由

 よく女性の買い物は長いという話を聞くだろう。共に洋服を買いに行った男性ならば、どちらの服がいいかと質問されたこともあるかもしれない。ただそれは、女性が買い物を好きだからというだけではない。

色彩感覚の違い

 時間が掛かる大きな要因は色彩感覚が異なるからである。男性にとって7種類に見えるものでも、女性には29種類に見えるという。

女性29種類  男性7種類

 個人差もあるので種類数は目安程度だが、4倍も多くの色が見えていることになる。

 例えば緑色を見た場合、男にとっては色の濃い・薄い程度しか感じられず、種類としては1〜2種類程度しか認識出来ない。しかし女性の場合、濃淡だけでなく、赤っぽい緑・黄色っぽい緑・青っぽい緑・茶色っぽい緑など別物として認識できるということである。

 これを洋服の買い物に当てはめてみる。デザインも色合いも大きくは変わらない3着の洋服があったとして、女性には色の異なる3着の洋服に感じられても、男性にとっては1色の服3着にしか感じられないということになる。
 なので男にとっては何を迷っているか分からず、「早く決めればいいのに」「決めるの遅いなあ」となるのである。

異なる色は右上

仕事の分担

 工場などで行われる品質チェックであるが、これは女性が担当することが多い。当然、力仕事が厳しいなどの理由で直接の生産以外での活躍を要求されるということもある。
 しかし1番の理由は色味の変化や異物混入などを見つける可能性が男性よりも高いからである。

最後に

 世の男性は買い物の長い女性と一緒に買い物ができる男性へとなれるよう頑張ろう。

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