アーユルヴェーダと妊活② ~男性編~
今回書く内容は「強精」についてです。
良い精液をつくり、
良い射精をするために必要な精力を増やす方法です。
妊活に興味のない人もぜひ読んでみてほしいです。
精力が増すということは、それと一緒に健康増進にも役立つものですから。
どんな人にオススメかと言いますと
実践すべき人
・子孫を望む人
・性行為に喜びを感じたい人
・異性の人に好かれたい人
・体力、良い声を手に入れたい人
・多くの配偶者を持つ人
・早漏、遅漏の人
実践すべきではい人
・配偶者を失った人
・スキャンダルがあってはならない人
・16歳未満
・70歳以上
・性病を持つ人
と古典書には書かれています。
「実践すべき人」の中に「異性の人に好かれたい人」があります。
これは現在パートナーがいなくても、この内容は実践すべきだとアーユルヴェーダは言っていると解釈できます。男性としての魅力を増したい、モテたい、という目的のためにこれを実践するのは良いのでしょう。
古典書にはたくさんの実践内容が書かれていますが、生活の中で現実的にできそうなものを抜粋してみました。
・アーマラキー、ギー、ハチミツの摂取
・シャタヴァリーの摂取
・適切な睡眠
・オイルマッサージ
・美しい身だしなみ(香水も)
・健康な食事
・リラックスできる音楽を聴く
・気心知れた人との会話を日常的に楽しむ
・適量のアルコールを摂取
これらは精力をみなぎらせます。ここには書きませんでしたが硫化水銀を摂取するものもあったりしました…。
逆に
・辛い、酸っぱい、しょっぱいものの摂りすぎ
・夜更かしすること
・心配、怒り、嫉妬心
これらは精力を減退させるので控えるようにします。
おまけ
インドには1800年前に書かれた「カーマ・スートラ」という愛の指南書があります。インドはヒンドゥー教が多いです。ヒンドゥー教では人生の三大目標の一つに「カーマ(性と愛)」があります。つまりヒンドゥー教の思想を学ぶのに性と愛は切り離せない。そのためこういった指南書が必要だったのでしょう。ちなみに著者は修行僧のため、童貞だったということになります。そのような人がこのような書物を完成させたことが、なんかもうほんとすごいことなのです。
個人的に興味深い章がありまして、性器の解説があります。
そこには性器は男女ともにサイズ別に3種類に区分されています。
男性は小さい順で 兎、牛、馬
女性は小さい順で 鹿、馬、象
つまり性行為における男女の組み合わせは9通りもあることになります。それぞれに最適な体位があるとされていまして。
例えば性の悩みとして、生殖器が小さい人は女性を満足させることができないんじゃないか?と悩むことはないのです。パートナーと、一番良い肌のふれあいを探ってみるところから始めましょう。
キュリアレンテの本棚には「まんがで読破カーマ・スートラ」が置いてあります。ぜひ手に取ってみてくださいね。
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