■仕事の頼み方一つで結果が変わる!Part1
最初から最後まで自分一人の力でやり切れる仕事は、ほとんどありません。
仕事を完結させるために必要に応じ、他の人に依頼することになります。
■仕事を「作業」にしないために…
・「仕事の目的」を明確に!
その仕事を完結するためには、他の人の協力が不可欠になります。
他の人に仕事を頼むとき、皆さんはどうやってお願いしていますか?
普通は、「この資料を〇〇日までに作成いただきたいのですが…」という
風に仕事の内容と日程を伝える形ではないでしょうか?
仕事を依頼された側から見ると、「提出期限までに言われた仕事を完成す
る」がミッションになりますね。
➡この依頼の仕方だと相手は「仕事の目的や完遂した後の効果」につい
て当然意識しないで仕事を進めます。
もし「仕事の目的や仕上げた後の効果」について明確に伝えた上で仕事を
依頼したらどうなるでしょう?
➡依頼された「仕事の目的」や「仕上げた仕事が目的にどのような効果
を及ぼすのか?」が分かれば、必要に応じ、その「目的」を達成する
ために自分なりに考え、工夫を加えながら仕事を仕上げていく…
こんなことが期待できるのではないでしょうか?
依頼した仕事は、最終的にどのような「目的」を達成するために必要なの
か?を明確に示し、その上で「あなたにお願いしたい」と言われたら…
依頼された人はどう思うでしょう?
➡忙しいのに、仕事を頼まれたという「やらされ感」というネガティブ
な気持ちではなく、「目的」達成のために「私の力」が必要だと言っ
てくれた…
結果「やりがい」をもってその仕事に取組んでくれるのではないでし
ょうか?
■仕事が「作業」になってしまうケースとは?
・「仕事の目的」が明確でない場合
「仕事の目的」や「仕上げた仕事が目的にどのような効果を及ぼすの
か?」を明確にせず、依頼する仕事の内容と締切日程だけを伝えた場合
➡依頼した仕事が「作業」になってしまう可能性が大きくなります。
自分が何を目的とした仕事をしているのか?認識していない場合
➡期限までに言われた仕事を仕上げる
…このことが「作業」になってしまうのです。
「作業」になると…
【言われたことはやるが、それ以上のことはやらないし、やる必要も
感じない】
また、「作業」になると【やらされ感】が湧き出てきます。
「やらされている作業」は、不満が多くなり反発にまで繋がる可能性もあ
ります。
※忙しいときに頼まれた仕事は、「忙しいのに自分だけが余計な作業を
頼まれた…」のように不満につながる可能性があるのです。
仕事を依頼するときは、「この仕事は〇〇という目的を達成するために不
可欠な仕事なんです」
「そのように大切な仕事なので、是非あなたにお願いしたい」というよう
に、その仕事の重要性およびお願いする相手に対する信頼感を明確に伝え
ることが大切です。
みなさんも仕事をお願いする時は、「仕事を頼まれる側」の心情を考慮し
相手が気持ちよく仕事ができる【依頼の仕方】を考えてみましょう。
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