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私のバイトは一期一会。それは大好きな子ども達。

学童保育所でアルバイトをしています。
(子どもたちが)尖っていて「あ~めんどいガキんちょだな〜(笑)」なんて思う場面もありますが、実に人間らしい。
そんなこと含めてこども達は本当に本当にかわいいし宝物です。

教育関係のお仕事なので当たり前ですが、時が来たら学童保育所から子どもは卒所(退所)していきます。夏休み終わりと春休み終わりは特にそう。

寂しいものですね。
私は大学生の身分で働いているので保護者や学校の方と関わることはできません。ほぼ子ども達と遊んでいるだけのようなものですし、年齢が近い私だからこそ「お姉ちゃん(何なら友達)みたいな先生」と思って欲しいなと考えながら働いています。

「お姉ちゃんや友達感覚でー」なんて考えちゃうから寂しくなる。

仲良しの子が転校するとき・中高一貫校に進むとき・長期留学するときと似た感情を抱いてしまいます。全然先生らしくない先生ですよね、すいません。

私が小学生の頃は級友に恵まれず苦しい思いをしたときもあったので、
「あの頃」の苦しい記憶を取り除き、楽しい記憶を埋めていく
そんな気持ちにもなります。

当たり前ですが私は先生(支援員)なので彼らが卒所したら関わることはなくなる。
そして私たち支援員には誰がいつ卒所するのか教えてくれないので、子どもから「○月✕日に辞めるんだ」という話を聞かない限り突然のお別れになる。

もちろん友達ではないのだから、もう偶然会わない限り会話することもない。
私が就職活動を終えたらバイト先からも去るのだから、偶然学童で会うなんてことはありえなくなる。大学卒業したら街中で偶然会うことしかない。
というか何年かしたら彼らの記憶から私はいなくなるかもしれない。
どんだけ仲良く接していても。

(変な意味じゃなく)児童の皆に愛を持って接し、指導しているからこそ、心のどこかで「友達として出会ってみたかったな」なんて思うこともあります。
皆それぞれに良い所があって、その時その時が本当に楽しいもの。

大学生という年齢・立場、教育や保育学部ではない私だから思ってしまうことなのでしょうか。

彼らからもらったモノ・経験・言葉、きちんと形に残しておこう。
素敵な経験をさせてもらっている今、将来変わらずそのことを思い出せるように。
20歳という今だからこそ得られる新鮮な気持ちを忘れないように。

⬆写真は宝物から貰った宝物です。
良き日になりますように。

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