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むかし好きだった駄菓子の話をしよう


「良いお天気ですね」

「そーですね」

「ちょっと暑いですね」

「そーですね」

「けど午後からお天気崩れるそうですよ」

「そーですね」


いやいや、

いいとも🕶️じゃないんだからさぁ!


あぁ
この人と何を話せばいいんだろう…


共通の会話が全く見つからない!



そんな時
私には、(ほぼ)失敗知らずの
会話のネタがあります。

まぁタイトルにも
付けてしまったのですが、

こどもの頃に好きだった
駄菓子の話を
それとなく
会話に放り込みます。

小心者の私は

『沈黙がめちゃくちゃ気まずい』

『帰りたい』

と内心ビクビクしています。


しかし私には

むかし好きだった駄菓子の話

という必殺技があるので

そんなことは微塵も感じさせないよう

まるで今 思いついたかのような
切り口で

「そういえば
むかし
ヤングドーナツって
ありませんでした?」

てな具合で仕掛けます。

(みんなが知ってる
メジャーなやつで責めます)

すると大抵の人は

「ありました。ありました。
今もたまにお店で見かけますよ!」

とキラキラした表情で
答えてくれます。

しかも そこから


「私は円盤チョコが好きだったんですよ」

「あー、はいはい
あれは美味しいですよね」

よし!円盤チョコ知ってた!

こうなったら
こっちのものです!


「私は駄菓子で
合計100円にするために
最後の10円
きな粉棒 買ってました」

「ようじに刺さってるやつですね。
当たりだとようじの先が
赤くなってるんですよね!

(今だと歯茎から血が出たんじゃないか、
と焦りそうですが…)

私は20円のヨーグル
でしたね」

「あー
木のスプーン付いてる
やつですよね!」

「そうそう!
底に付いてるヨーグルが
なかなか取れず
指ですくってました!」

と、このように
こどもの頃の自分を
丸裸にされた気分です。 

100円でめちゃくちゃ満足できる
子供の味方。

駄菓子はみんな
キラキラとした
思い出があるんですよね!

しかも このやり取り
お互いに自分の好きだった
お菓子を言い合えるから
けっこう楽しい会話に
なるんですよ。

だから
ちょっと苦手な人や恐い人と
会話をしなくちゃいけない時
(まぁないと思いますが)



このように

快く答えていただけるかも
しれません。

駄菓子は平和をも
もたらす
可能性があるのです!


たまに
おやつはお母さんの手作り
じゃないとダメだったとか
果物やお芋しか食べちゃダメだった
という人もいますが、

大抵は話に乗ってくれます。


そういえば遠足あるあるで

「先生✋
バナナはおやつに入りますか?」

と質問する子は
健康志向のご家庭だったのかな。



読んでいただき
ありがとうございました。



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