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わたしがアート制作をする理由

ノートを始めたときは、そんなつもりなかったのに、やたらと「臨床美術」を引き合いに出し始めた私。

なんやねん。臨床美術て。

ざっくり言うと、アートセラピーの一種。
診断はしない。

だいたいグループとかで(マンツーマンもある)、お話したりしながら、アート制作してもらう。

臨床美術士は、アートプログラムにそいつつ、現場に合わせて、進行する。一つ一つの工程を誘導する感じ。

臨床美術士は本番の何日か前に練習したり画材を準備したりする。参加者を想定しながらやる。
・・さんはこういう風にしたほうがやりやすいかも。
・・さんは青色が好きだと言っていたから青を多めに用意しようとか。
誰かのことを一生懸命に考えて手を動かす、とても美しい作業だと思う。

ただ、わたしの場合、臨床美術士ではあるけど、コロナ禍以降、定期的な現場がなくなったので(不定期はある)、今制作してるのは特に目的のないものになる。

目的はないというても、一応練習ではあって。
プログラムは季節や画材の種類などで沢山あるので、そういう引き出しを多くもっていること。面白いポイントを知っていることは臨床美術士として重要だ。

あと、自分が癒される。

練習であり、自己の癒しでもある。

これ、数年前にも同じこと思っていたなあと。
「面白いを貯めるんだ」って。
ずっと忘れていて、今日思い出した。

うーーん。数年遅れの再出発。

そんなこんなで、
臨床美術のプログラムを使って、先日みた川面に映る空を描いたよ。楽しくなって、同じプログラムを使って、曇り空も描いたよ。

「パステル色の空」川面の空
「パステル色の空」曇り空

写真みたいにそっくり同じを目指すのではなく、自分オリジナルの空にしちゃうのが大事なところ。オリジナルは面白いし、上手い下手がないのです。

では、また。

あ、今日の梅チェック。ほぼ満開でした。

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