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日本人の識別子が下の名前になる日も近いと思った話

こんにちは。はじめまして。

今年は人生最大の節目になりそうですが、それはそれとして日々気になったことを書き留めていければと思います。

さて今朝小学校1年生の娘と次のようなことを話していました。

「昨日クラスで席替えがあったんだって?」
「うん」
「新しい席の周りには誰がいるの?」
「れいな、ゆうせい、はるま、みく、、、」

このときは特に何も思わなかったのですが、その後暫く経ってから思い返して「ん?」と気が付いたことがあります。

それは、クラスメイトの呼び方が全て下の名前なのです。親しい友達ならいざ知らず特別親しいわけでもないクラスメイトでも基本的に下の名前でしかも呼び捨て。これは幼稚園のときからそうでしたが、幼稚園時代は幼いこともあり違和感はなかったです。ただ、今の小学生も一般的にそう言うものなの?って感じです。

私は40代ですが、小学生時代を思い返してみると、クラスメイトは斉藤くん、佐々木さん、山口くん、、、と親しい場合は呼び捨てもあったと思いますが基本的には苗字で呼び合っていたと思います。まあ、昔はあだ名も普通だったと思いますが、今はあだ名はいじめの要因になり得ると言うことで避ける傾向にあるのでしょうし、それはむしろ良いことだと思います。でもあだ名を避けることが下の名前呼びの原因かと言うとどうなのでしょう?そして、いつ頃から苗字呼びから名前呼びになったのかどこかに境界はあるのでしょうか?

ちなみに、私が今働いている職場はおっさんばかりなので日本人同士では苗字で○○さんです。日本人同士と書いたのは、苗字で〇〇さんって基本的に日本文化なのですよね。欧米人の同僚の場合は名前(First name)で呼ぶのが普通です。それが当たり前だと思ってその違いに疑問も持たずに受け入れていたのです。でもですね、文化的な背景を考えると、欧米人は個人を重要視するので人の識別子は基本的には First name が優先になり、日本人の場合は集団や家などを重要視する所謂村社会だったので○○家の○○と言う感じで人の識別子は苗字が優先だったと思うのです。だったと過去形で書いたのは、今は日本人も必ずしもそうではないと言うことです。つまり、日本人も識別子を苗字優先にする合理性は全くなくなっているはずなので、下の名前が優先になってもおかしくないはずです。

職場やフォーマルな場ではそうはならないんじゃないかなと言う気もしますが、今の子供が普通に下の名前で呼び合っているのを見ると、10年後、20年後は下の名前で呼ぶのが普通になっていてもおかしくないとも思います。

そう言えば、少し前に公文書のローマ字表記を「名→姓」から「姓→名」に変えると言うニュースがありましたね。

これも結局日本人の識別子が下の名前優先になりつつあることの裏返しのようなものでしょうか。

それで、結局小学生のクラスメイトの呼び方が下の名前になったのはいつ頃からなのか、誰か調査していそうなので今度私も調べてみたいと思います。

それでは。

最後まで読んで頂きありがとうございました。