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コロナ禍ではっきりした!生産性を落としている原因
パソコン使えないと仕事になりませんよ
蜜を避けましょう!とか、テレワーク、DX(デジタルトランスフォーメーション)など、いわゆるニューノーマル(新生活様式)。
これって、別に全く新しい技術ではなく、コロナ禍前にはほぼあったものばかりです。しかし、ツールの必要性を感じなかったのは、社会システムが依然として変わらなかったからです。
その原因は、パソコンを満足に使えない50代、60代。
この世代は、ちょうどデジタル過渡期で、ワープロから始まりパソコンへ移行してきた人たちです。50代以下になると、小学校ですでにファミコンがあったので、ゲームを通じてある程度免疫を持つことは出来たのかも知れません。
しかし、仕事でパソコンを使わざるを得ない人たちは、仕事の合間にパソコン教室に通った人も多いハズ。もう退職してしまった70代などは、パソコン教室全盛期世代。
30代以下はデジタル・ネイティブ世代。特に20代は、物心ついた頃からパソコンは家にあったし、スマホは高校生ぐらいからみんな持っていた。少なくとも大学時代にスマホを持っていなかった人はいなかった。そんな世代です。
生産性を大きく左右するのは、パソコンです。
パソコンの性能が高く、本人の情報処理速度が高いと、非常に高い生産性を生み出すことが出来ます。
エクセル一つとってみても、手作業でしかデータをまとめられない人よりも、関数が使えたり、マクロが使えたりするだけで、かかる時間は限りなくゼロになります。
仕事ができないことがバレちゃった!
パナソニックでは、使えないおじさん社員の一斉解雇に乗り出しました。コロナ禍で、生産性が低すぎることがバレちゃったんです。
しかし、これはパナソニックだけに限ったことではありません。パナソニックだからニュースになっていますが、潜在的に日本の企業全体に使えないおじさん社員が山程います。
気合と、根性、長時間労働が仕事だと思っている世代です。この人達が、管理職や経営者だからこれまで日本の生産性は上がることはありませんでした。なぜなら、不必要なルールを作ることで自分たちの正当性を認めさせようとしていたからです。そのルールは一気に崩れ去りました。
無駄な社内ルールを作るのが得意な人たち
例えば、稟議というシステム。決済権を持っている人にお伺いを立ててお金を支払うわけですが、これのメリットは、余分なお金が出ていかないということです。しかし、いちいち稟議で決済をとっていたらスピードが遅くなります。経理や総務は、なぜその支払があったのかを後から指摘された場合、○○部長の承認があったからとか、社長の許可があったからとしたいのです。
デジタル稟議システムなどもありますが、そもそもその稟議という考え方にメスを入れたほうが早いのですが。
生産性のないおっさん社員の行く末
コロナ禍をきっかけに、色んなものにメスを入れざるを得なかった結果、見えてきたのは、生産性のないおっさん社員です。
生産性の低いやり方で指導をするため、その指導を受けた人は、やっぱり生産性が低くなります。生産性の高い人にのみ指導権を委譲し、若手を育てると、確実にその若手の生産性は向上します。
ただ、周りのおっさんたちがやっぱり生産性が低いので、今度は若手のモチベーションが下がります。
だったら、邪魔なおっさんたちを削減したほうが、若手のモチベーションもあがり、生産性は更に向上します。
リストラとは、リストラクチャー(再構築)の意味で、組織改編などを抜本的に行う際に使いますが、必要とされている能力が、すでに変わったことをも意味します。アンテナの高い人達は、事前に今必要とされている能力を把握し、そのための準備を行いますが、そうでない人たちは、流れに身を任せるしかありません。
自分はやっている!会社のためにこれまで貢献してきた!
そう思っても、評価は自分でするものではなく、他人がするものなので、認められなければ必要とされなくなるのです。
学校を卒業し、真面目が取り柄で仕事一筋。これが一番まずいです。社会人になって仕事だけしていれば良いなどという考え方では、いずれ必要とされなくなります。
仕事はクリエイティブなものです。
仕事を自ら創造できないようでは、この先必要とされません。
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