見出し画像

ベンチャースピリットはいらない。ソレよりも、成功するために必要なものは・・・?


個人創業のベンチャーは悲惨

2000年頃、世の中は大就職氷河期時代。20社受けても、30社受けても受からない。自殺者も出るほどの状況の中で、就職活動するしかありませんでした。親が太い友人は、大学院へ進学して就活時期をずらしたり、専門学校へ行って時期をずらす人もいました。

僕は、インターンシップ先だったベンチャー企業にそのままお世話になることにしました。(きっかけは、長くなるのでまた別の機会にでも)

個人創業のベンチャー企業の特徴といえば、以下の3つです。

  • 金なし

  • 人なし

  • 信用なし

2000年初頭というと、ITバブルがちょうど弾けたあたりで、ベンチャーブームの余波はありました。ホリエモンがまだオン・ザ・エッヂで渋谷あたりにいた頃です。

なぜ、あんなに差が生まれてしまったのか?ようやく分かるようになりましたが、その当時は、一生懸命に働けば、いずれは報われると信じていました。

先の3つの特徴は、ビジネスを進めていく上で様々な困難を生み出します。まず、金がないことについてですが、資金繰りが常に自転車操業。右から左へお金が流れて手元には残らない。入金が遅れれば、支払いのためどこからか借りてくる必要がある。でも、信用が無いから貸してはくれない

人なしというのは、資金繰りにも困る状況ですから、社員などたくさん抱えることは出来ません。だから、少なくとも3人分の仕事をする必要性出てくるのです。人の3倍働いてようやく、人並みの給与がもらえるのです。

まぁ、かなりブラックですよね。

ここから先は

2,013字

この記事は現在販売されていません

宜しければ、サポートお願いいたします。サポートは、私の原動力です!