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パソコンを変えただけで生産性が上がる?

パソコンを新しいものに変えたから生産性が上がるかどうか?
科学的な根拠はおそらくないでしょう。

ちなみに、マルチディスプレイにすると生産性が42%アップするというデータは有るようです。

また、古いパソコンを使っていると年間150万円無駄にしていると言う話もあります。

この考え方だと、社員数が多ければ多いほど、損失額もかなりでかいわけですね。

しかし、パソコンの待ち時間などを考慮すると作業効率に著しく影響することは間違いないですね。

個人的には、仕事の道具は常に最適なパフォーマンスが発揮できる状態にしています。私の性格がせっかちなので、パソコンの待ち時間がちょっとでもあるとすぐイライラしてしまうのです。常にスムーズに動作していないと、ストレスが溜まってしまい、それこそ仕事に影響が出ます。

だから、パソコンは常に新しい状態にしています。

他の人達は、そこまでせっかちではないようで、10年以上前のパソコンを使っています。そこまで高いスペックを必要としないことも理由ですが、だれも、会社のパソコンに興味がないということがわかりました。
会社が与えたものだから使っているぐらいなのです。会社の備品を使わせてもらっているという感覚なのでしょう。

私は以前、会社のパソコンのスペックに納得いかず、自前のパソコンを使って仕事をしていました。そのほうが、効率が良かったからです。仕事で結果を出せるようになったので、ある時からは自分の好きなスペックでパソコンを選ばせてもらえるようになりましたが。

ある日、他の部署の課長が、パソコンの性能が仕事に大きく影響すると言い始めました。自分もそう思っていたので、反対はしませんでしたが、すべて入れ替えしようとして、決済が下りず、数台だけ入れ替えを行ったという中途半端な結果になってしまいました。

その後、私は取締役になり、立場上、社員の働きやすい環境づくりも自分の仕事のうちになので、これまで気にもしていなかったパソコンの入れ替えを行うことにしました。

一気に行うと、それなりにまとまった予算が必要になります。人数が40名だと1台10万ぐらいだとすれば、400万円かかるのです。
デザイナーや動画編集、データ処理作業を行うパソコンとなると20万円以上しますし、500~600万円ぐらいは予算をみなければなりません。

それまでは、数年に1回大規模な入れ替えを行っていましたが、業績が良い時はいいのですが、コロナだ、地震だ、などと外的要因によって業績が悪いときなどは、一気に入れ替えはできません。

しかし、確実に生産性に影響するわけで、ずっと古いパソコンを使い続けさせるわけにも行かないのです。
そこで、2~3ヶ月おきに、1台ずつ入れ替えを行って行くことにしました。生産性の高い人順に、入れ替えを行った結果、入れ替えを行う前と、行った後とで生産性が大きく変わりました。
20%~50%ぐらいでしょうか。

なぜ、そう言えるかというと、パソコンを変えた営業社員の売上がそうなったからです。ちなみに今回入れ替えをしていったのは、営業の中堅社員のパソコンです。

年代別で見ると、30代、40代の生産性の高まりが非常に高く、次いで50代です。もしかすると、たまたまかもしれませんし、それだけが要因ではないと思います。

代替品として選んだのは、型落ちのサーフェイス(ラップトップ)です。現行品よりも安く、それでいてオシャレっぽい。何より、Microsoftブランド。
客先で開いていても恥ずかしくはありません。


それまでは、15インチの弁当箱のようないかにも業務用パソコンというものでした。別に安くもなく、性能も良くなく、見た目も悪い。確実に社内でしか使えない仕様になっているものです。あんなのダサくてお客様先で開いた日には、恥ずかしくてしょうがありません。見積もりを作ったり、パワポの資料を作ったり、エクセルやワードで報告書を作ったり、メールのやりとりが主な用途なので、スペックは低くても十分仕事はできるのです。

動けば良いという理由で用意したパソコンと、客先で開きながら仕事ができるパソコン。
後者のほうが実は効率が良くなるのです。いちいち会社に戻って処理しなければならなかった業務を外で処理できるようになるからです。

アポイントの合間に、スタバでコーヒー飲みながらメールチェックや見積作成などもできるでしょう。しかも、モチベーションがあがる。

おそらく、ちょっといいパソコンを使ったほうがモチベーションが上がって、生産性にも影響するのではないかと思います。




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