なんとなく、
今日も、本を読んでみた。中嶋らもの「永遠も半ばを過ぎて」。就活の身分としては、詐欺師の雰囲気を活字を使って感じ取れるから少しやる気が起きるような気がした。
面接もESも、全部嘘だろ。思ってもないことを理路整然に言わなきゃいけんし、「僕、まじめちゃん」と声高らかに宣言しなきゃならん。そりゃ礼儀作法は大事なのは分かるが、周りの奴らを比べてみると、「そんなに熱量かけてやらんといけんのか?」と疑問に思うことがある。まあ、それが正解だし、私の方が不正解な行動を取っているから、私の疑問はただの甘えであるところにつきるのだからね。かえって、そこまでの熱量を掛けられる彼らに対し、疑問ではなく羨望や尊敬のまなざしを持っといた方がいいのだろう。
難しいことは書けないし、思っていることもやりたいこともないけれど、どうにか探して、やってみなきゃいけない。それは、分かっているが、めんどくさい。私のエンジンは浪人期の最終版の一か月ほどで焼け付いてしまったのだ。
文章を書くことは難しい。思っていることを考えてみるのも難しい。そもそも、自分のことがよくわかっていない。嫌なことから逃げ回っている事だけは理解している。キーボードでスムーズに文字を打ち込む、この瞬間は、家族を騙せているからいい気分だ(就活で、ESを書いているフリができるため)。あまり、良い考えではないし、マネすることは勧めない。普通の人は罪悪感いっぱいになるかもしれんが、先述した通り、もう努力ができない体になったのだ。
首でも括ろうかと考えているが、眠気に負けて夜は寝る。昼間は、人通りもあるし、やる気が起きない。そんな事だから、未だに生きている。本当にやるときは、苦手な酒を何杯か煽ってやらなきゃ、勇気が出ないのだ。怖さもあるが、そろそろ、考えてしまうものだ。
柔道経験者なら、締め技が決まると本当にすぐ落ちることを知っているだろう。私は、もっぱら落ちる側ではあったが。上手く、頸動脈を止めるとブラックアウトし、後はよくわからなくなる。
そんな経験と浪人時代の精神疾患を抱えたときの気持ちがマッチして、一度、やってみたが、見事に失敗した。
就活したくない。寝たい。生きるよりも、寝て死んでいたい。そんな感じ。暗い気分にはならないし、ロックマンゼロが面白いし、めんどくさいことはしたくない。だが、そろそろ重い腰をあげるのか、それとも、、、、、。
いろいろ、考えてみるが就活はしたくないという結論は、変わらないようだ。
今日も、朝刊を読んで、ワールドニュースを観て、濃いコーヒーを飲んで、グダグダしたい。