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【セカンドキャリア探し】金融女子の集まりに参加してみて、日系企業と外資系企業の差について感じたこと。

先日、最近お知り合いになった素敵女子からお誘いを受け、「金融女子」の集まりに行ってまいりました

(←えーっと、私は現専業主婦なので、もう金融女子ではないがそこはスルー)。

年齢も20代から40代(←40代は私だけ、ドンマイ!)、勤め先も金融というくくりではあるが、保険、証券、銀行、カード会社など様々。家族も独身、子持ち、いろいろ。

で、私のお隣に座ってくれた可愛い女子ちゃんはカード会社に勤めている独身アラサーちゃん。
落ち着いていて可愛らしいし、営業職で仕事に対する意識も高い。
仕事自体もとてもやり甲斐を感じている様子。
お顔立ち、仕草、雰囲気は絶妙な女子力満点だけど、おそらく中身は男性脳満載。
お仕事できる子と直感で思いました。

そこで大変失礼ながら疑問が。

それなりのブランド力のあるカード会社とはいえ、顧客が法人、経営者が主であるとはいえ、
話を聞く限り彼女の役目は新規カード契約を繰り返して収益を得ている仕事内容であり、商品はクレジットカードのみ。
彼女ならもっと幅広い商品を扱ったり、ソリューション営業をした方が世の中的にもいいのでは、勿体無い(←実に勝手)、と感じたのであります。

で、その勝手なモヤモヤを解消すべくズケズケと質問攻めしてみたところ…、なるほど、彼女の会社は外資系。
それなりの評価と報酬を得ており、周りも厳しい外資で生き残っている素敵な同僚に囲まれているからだな、と理解しました。
それに、次のキャリア展開もちゃんと見据えている。

一方、銀行に勤めており、現在育休中の子。

この子は将来に不安を感じており、仕事の継続を悩んでいるとか。
金融商品をお客様の気持ちは不在に銀行都合で一方的に販売したり、仕事と子育ての両立もイメージつない、退職者もどんどん増えていて、自分の身近な人もみんな辞めていってる…。

仕事は身近な人には恵まれているし、銀行業務自体は好き。
けど、要するに行員を大切にしていない会社の方針が…。とお悩み中。

もう1人の銀行勤めの子も、10年全然昇給していないって嘆いていました。

日本の銀行業界。完全に供給過多な状況。
世の中から完全に遅れているアナログな業界。

金融緩和でストックビジネスでは収益を得られない暗闇の過去20年。

地盤、優良顧客に支えられ何とか現状を死守。
収益ののぞみは手数料収入を得ること。

あとは固定費下げるために人件費を圧縮。

現場とお客様を無視した自然減による人員不足。
人事制度改革という名の報酬減。

でも、クビを切られる訳ではない。

他の道より今の居心地の良さの方が結局は勝るので、文句は身内で解消。

文句を言われない、言われたとしても困るほど辞められない銀行は給与を上げなくてもなーんも困らない。
人不足ではあるけど、なんとか回ってるし、毎日。

クビもガンガンある厳しい世界だけど、頑張った人には十分な報酬と自由を与える。だから、企業も経済も右肩上がりという米国(今、ではなく、長期的にみての話)。

そんなモヤモヤを私は前職の管理職時代の5年間でずーっと感じていました。

会社の奴隷。
評価は基本減点方式。

なら、リスクとって仕事しない方が得じゃん!アホみたい!と思っても、そういう訳にはいかず結局会社に全力で尽くす日々。
その社員の善意に甘える企業。

これからを担う若手のことも考えると、最後の最後で少しだけ反抗して私は去りました。

日本の経済成長。力ある人達に搾取されない国の実現。

さー、どうする、私!

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