校外学習の列に心ざわついた朝

木曜日の朝
10時過ぎ
買い物に行こうかなあと思って
自転車を出したら
にぎやかに楽し気な子どもたちの声！

あっ、校外学習だ！
3年生ぐらいかな

我が家の前は
校外学習の子どもたちの列の通り道なのです

長い列だなあ
5クラスぐらいあるかな

先生、お疲れ様です。

買い物は・・・
この列を見送ってからにしよう

ヘルメットは努力義務になった
自転車でたった3分ほどのお店だからノーヘルで・・
なんて姿を小学生の前で見せるのは気が引ける

だから
この列を見送ってからにしよう
自転車に乗るのは・・

長い長い列を車庫の前で見送る

あ、最後のクラスだ

あれ？列の最後に大人がいない！

我が家は角地
西から東に歩いてきた列は
我が家の前を北に曲がる

角を曲がるとき
後ろの子たちは先生の視界から外れる

見通しの良い道路だから
車は来ないことを
先生は判断してたかもしれないね

と、思いつつも
私の心は　ドキッとする

曲がり角は要注意！
大人からは見えない子どもの列！
列の最後に大人がついていない！
私の心はざわつく

次の道を横断するときは
先生が後ろを振り向いて
半分の人数までは　道路を確認してくれた

よかった！

車が来ないことを確認したから
先生はそのまま前に進んで行った
子どもたちは
自分たちで確認して道路を渡った

そのあと、
もう一度、道路を横切る

横切る前まで
先生は振り向かなかった
角で待ってなかった

比較的、中道で車の通りは少なく
歩道がしっかりついているから
安心だからね

後ろの列の子どもたちは
おしゃべりもせず、騒ぎもせず、列も乱さず
本当におりこうさんだった

きっと、
事前の注意事項が行き届いていたんだよね。
最後尾の子どもたちは
本当におりこうさんだった

私は
子どもたちが次の角地を曲がるまで
心ざわつかせながら見送った

少し離れて、自転車を押して
付いていった
途中までは
私の行くお店と同じ方向だからね

それに
私、ヘルメットかぶってなかったから
後ろめたくてさ・・

先生
ときどき後ろ振り向いて
安全確認して！
と、ずーと心ざわつかせながら
列を見送る私と

ヘルメットをかぶって安全に！
と、言われているのに
近いからと
後ろめたさを感じながらも
ヘルメットをかぶっていない私

どうなんだろうねえ・・・
どっちもどっちじゃないの！！

己のエゴに
辟易している私がいる

あ～～あっ！
もう十分すぎるほど、おつりがくるほど大人なのに