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『スタバではグランデを買え!』断捨離noteその2

「毎日更新する!」というコミットが話題になるかと思いきや、意外にも衝撃的な汚部屋画像センセーショナルという評判の断捨離noteです。


関係各所から「何とかあの汚部屋画像だけでも止められないか?」と折衝がありましたが、何事もなかったかのようにこのまま続けます。


三日坊主という言葉がありますが、世の中には自分が言い出したことでも三日はおろか、一日しか続かない人も時々います。自分すら騙せないのに他人を動かせるはずなんてないですね。僕は有言実行の人なので三日は必ずやります。

今日ご紹介する(捨てる)本はこちらです。

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うちにあった本の奥付を見ると、2007年9月13日に第1刷発行、2008年1月15日に第13刷発行とあります。その間4か月。

タイトルだけ見ると気になりますね。でもどうせ大したこと書いてないんだろうな、でも気になるな…と逡巡した期間が、発見から購読までの9月から1月の間の4か月間ということだったのでしょうね。ちなみにそれからもこれまでも、スタバでグランデを買ったことは一度もありません。たまに行ってもショートかトールです。

15分の読書時間でまとめます。本書の内容では、第5章に「スターバックスではどのサイズのコーヒーを買うべきか?」(取引コストの節約は店と消費者の両方に利益をもたらす)となっています。タイトルの内容だけ興味がある人は、128ページから143ページまでの間だけ立ち読みしたらよいのでしょう。多分ブックオフにめっちゃ並んでると思います、コロナの影響で立ち読みダメかもしれないけど。

でも本書の内容は128ページから143ページまでの15ページだけではなく、全284ページもあります。第8章まで、行動経済学を素人にもわかりやすく解説してくれていてすごいです。

誰もが気になる「なぜスタバではグランデを買うべきなのか?」という問いについては、僕なりに200字でまとめてみたので参考にして下さい。

スタバのコーヒー代そのものの原価は、Sサイズで一杯15-40円程度である。だが、店舗を経営する側からすると、家賃や人件費などを含めるとコーヒー1杯あたり200円程度のコストがかかる計算になる。経営者からすると客単価が高い方が助かるし、客にとっては固定費は平準化されるので、一杯当たりの料金が高くなってもコーヒーの量が増えた方がwin-winである、だからグランデを注文した方がお得だ!(192字)

何て深い洞察なんだ。適当にキャッチーなタイトルかと思ったけど、行動経済学の本質をこんなにも素晴らしくわかりやすく解説してくれてありがたい。でも俺は、ラテの甘さの効用よりも太る方が嫌だな…と思ってそっとこの本を閉じました。

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