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運命の6日目『1週間で英語がどんどん話せるようになる26のルール』断捨離note18

「絶対に負けられない戦い」
「運命の第3戦」

地上波のサッカー中継などで画面の右上に表示されるアオリ文、よく見ますね。初戦とか最終節とかならわかるけど、アジア予選の3戦目とか中途半端なタイミングでも大体「運命の」とされるように思います。今日は「英語が話せるようになる1週間」、運命の6日目です。

※初めましての方へ

このシリーズは、僕がもう読まなさそうだけど何となく捨てられない本を、15分で振り返りつつ捨てていく断捨離noteという企画です。いつか部屋をきれいにするのが目標です。
ここ1週間はたまたま、1冊の英語の本を1週間かけて断捨離しています。

<1>
断捨離が終わるまで、毎日書くことを目標にします。
(まとまった長文がある場合、そちらを優先することはあります)

<2>
もし書かない日があった場合、ご指摘いただいた先着1名の方に何かおごります。日付の区切りはAM3時までとします。(関係性が非常に悪い方についてはお断りする場合があります。全く初めましての方はむしろウェルカムです)

<3>
読書時間15分、執筆時間15分ほどを目安とします。
なのでクオリティはあまり期待しないで下さい。質より納期

<4>
一通り断捨離が終わったらこのキャンペーンは終了になります。


『1週間で英語がどんどん話せるようになる26のルール』

6日目のテーマは前置詞でした。

6日目のテーマは、「前置詞」です。日本人が感覚としてつかみにくく会話の中でどれを使えばいいか迷いがちで、苦手な人も多いようです。でも日本語訳に頼らずにイメージとしてとらえると、その使い方も自然とつかめるようになるものです。

・Rule18 前置詞は和訳しない
・Rule19 前置詞のイメージをとらえよう!
・Rule20 似た前置詞を使いわけよう
・Rule21 よく使う前置詞表現をマスターする

内容としては、特にin, on, at, to, by, of, for の7つの言葉のイメージが紹介されています。

onは接触している状態をイメージするようにしましょう。「~の上に」「~に乗った」の訳にしばられずに、横でも、下でも、時間でも…、ある側面に接触している(~をしている最中である)というイメージの言葉です。

 といった、各前置詞のイメージとともに、イラストや例文などが載っています。まあね、結局例文ですよね。

あとは、「よく使う前置詞表現」として、熟語的な用例が多数紹介されています。以下のような感じのやつです。

be good at ~/~が得意だ
be angry at + 人/人に怒っている
be afraid of ~/~を恐れる

などなど…。多数と思ったら、数えてみたら10個でした。


I'm not goot at English.

この一文は、思い出深い言葉です。2013年だったか、僕はヨルダンにサッカーのワールドカップ予選を見に行くべく旅立ちました。乗り継ぎのイスタンブールで1泊、20時間ぐらいの空き時間があったので、夜ですが市内の観光に出かけました。

トプカプ宮殿の近くに泊まりました。この辺は怪しいボッタクリどもがうろついているという話です。

「Hello, I'm from Osaka!」

大阪で数年間働いていたという人に話しかけられます。そこそこ英語で会話が通じると、話していてちょっとワクワク感が出てくるのでだんだん怪しさが消えて行きます(危険)。

「もう俺たちはfriendだな!」

「実は俺、ドバイから来ててさ。おごってやるから飯食いに行こうよ」

100円ぐらいの安いケバブでしたがおごられました。そして「飲みいこーぜ!」みたいなニュアンスで、タクシーに乗せられ、クラブ的な店に連れていかれました。

途中で僕もさすがに迷ったそぶりは見せたのですが、

「ダイジョーブ、何事モ…ナンダッケ?Experience」

「経験?」

「ソウ、何事モケンケン!」

と強引に押し切られ、タクシーに乗りました。

ドレスを着た女性が4-5人席に割り込んできました。そういうサービスなのかもしれませんが、肌ガッサガサだし、ヤニ臭いし、変な入れ墨入ってるしで、ちょっとこれを抱けと言われても無理そうです。あと東欧系の人っぽかったのですがガタイも目つきもネドヴェドでした。

立ち上がりから激しいプレスをかけられたじろいでいたところ、ふと女性たちがガバガバ酒飲んでるのが気になりました。何気なくメニューを見ると、

女性の飲み物は1杯100リラ(当時のレートで5000円)

と書かれていますマジか。慌てて連れのニセドバイ人に帰る旨促すと、もうその時点でお会計は12万円でした。

「ちょっとこれは多かったから、2人で割り勘にしよう」

と言われました。はめられた…。こいつと店はグルだろう。

さすがに僕も1日しかいないのに6万円分のトルコリラなんて持っていないので、近くのATMで下ろすことになりました。店の人と、ニセドバイ人(お前は払わないのかよ)がついてきます。まあ6万円はちょっと痛いですが、僕にとっては悔しいという以上の痛手ではありません。

タクシーで宿付近まで帰ります。ニセドバイ人は「さっきの6万円払え」とか、「このタクシー代も払え」とか言ってきました。「お前さっきから全然喋らないじゃないか、そんな奴はfriendじゃない!」などと怒り出した(ふりをしたのだと思う)のです。


そこで僕が絞り出した言葉が、

「I'm not good at English….」

というものだった、という話です。

1週間で英語が話せるようになる本、明日で1週間になります。明日僕は、イスタンブールのボッタクリトルコ人に太刀打ちできるようになるのでしょうか?

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